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2006年04月27日 河川産出物

20060427-1.jpg

小布施町河川敷(千曲川)、菜の花がきれい(H18/4/27撮影)
 河川敷で砂利、庭石等を採取する場合、河川管理者(知事等)の許可が必要、では竹や笹などは採取するのに許可やお金が必要でしょうか。
 今回、河川の産出物の規定(砂利採取法や採石法は別)について調べてみました。
河川法第25条「河川区域内の土地において土石(砂を含む。以下同じ。)を採取しようとする者は、国土交通省令で定めるところにより、河川管理者の許可を受けなければならない。河川区域内の土地において土石以外の河川の産出物で政令で指定したものを採取しようとする者も、同様とする。」と規定。
 「土石」とは、庭石・玉石・栗石・砂利・砂及び土。
 「土石以外の河川の産出物で政令で指定したもの」とは、河川法施行令第15条「竹木、あし、かや、その他これに類するもので河川管理者が指定するもの」と規定。
 「その他これに類するもので河川管理者が指定(条例等)するもの」とは、埋もれ木、笹、じゅん菜、芝草及び雑草等。
やはり、竹木や笹をとるのに許可と採取料が必要でした。それにしても規定が三段重ねにように複雑。このように細分化している理由は、河川産出物の種類が多く、地域の特殊性が影響していて一律に決めるのが困難なためのようです。例えば、千曲川のような一級河川と市が管理するような小さな準用河川では採取してもいい種類が異なるように。
 笹は、笹寿司(飯山市特産)で使うのでまだわかりますが、雑草をとってもお金がとられるのでしょうか。
早速、ネットで検索。長野市準用河川条例は以下のように規定。
<土石採取料>
砂利又は砂:1立方メートルにつき230円
切込み:1立方メートルにつき210円
土砂:1立方メートルにつき180円
れき、栗石、玉石類:1立方メートルにつき260円
転石(庭石を除く。):1個につき90円(径30cm以上50cm未満のもの)等
庭石:時価に基づき評価した額
<その他の河川産出物採取料>
竹木:時価に基づき評価した額
あし、かや類:60cmのなわしめ1束につき60円

笹、芝草や雑草の規定が見あたりません。松本市にも見あたらないので県外を検索。
守山市準用河川占用料は芝草(1立方メートル)37円、笹その他採草(1立方メートル)4円
と規定していますが雑草の採取料は載っていません。雑草の料金をとるのは、気がひけるのでしょうか。
 さらに検索していくと厚真町普通河川及び準用河川に関する占用料等徴収条例にありました。
 雑草100kg70円、その他は時価。
 雑草にも採取料をとるところがあるのですね。100kgは相当な料。何をもって雑草というのかわかりませんが。川によって雑草を勝手に採取して持ち帰っていけないとは知りませんでした。
参考文献:河川管理行政実務研究会編著「改訂2版河川管理の実務」大成出版社

この記事へのコメント
Re:河川産出物 by こんぶ

アレチウリについて調べていてたどり着きました。
河川法で、雑草まで規制されていたとはびっくりしました。
とても勉強になりました。
そして、アレチウリ…在来の生物植物が駆逐される前に何とかよい解決策ができると良いですが…。

ありがとうございました。

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