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2006年05月09日 植生に学ぶ土地の性格

20060509-1.jpg

長野市山間部のようす。(H18/5/2撮影)
 この辺は、傾斜地の山間農家集落地域で地すべり防止区域に指定されています。
 傾斜地にところどころ杉林が散在、杉の植生は何か意味があるのでしょうか。
下記文献によると、
「スギの繁茂するところは崩れやすいと言われます。・・・一般にスギは、土砂が厚く堆積した水の集まりやすいところを好むため、結果的に谷あいの崩れやすい性質をもったところが植林地として選ばれることが多いからと思われます。・・・スギやヒノキの植林された山腹に、一部分だけ広葉樹が繁茂していたり、逆に広葉樹のなかの一部だけが植林されている部分は古い崩落地であることが多い。・・・『尾根マツ・谷スギ・中ヒノキ』ということわざがあります。これは、谷部の崩落土砂などがあって表層が厚く水分の多いところにはスギ、地表が乾燥していて表層も薄い尾根にはアカマツが、そしてこれらの中間の山腹にはヒノキの植林が適していることを示すものです。最も水分の多いところには、ドロノキ(ヤナギ)が生育しますが、その次に多い部分にはスギやタケが生えます。・・・」
 山の植生に勉強させられました。
引用文献:今村遼平著「安全な土地の選び方」鹿島出版会

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