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2006年05月10日 分家災害

20060510-1.jpg

犀川河川沿いの低湿地帯にあるレンギョウ(H18/4/24)、春の始めは黄色でしょうか。
 地方山間部によくあるのが下記の例。道路よりやや高い部分に本家、道路より低地に分家が見られます。道路より低地部分は、雨のとき水が流れてきたり跳ね返ったりし排水に困りますので最初は宅地ではなく、農地や山林だった例が多いでしょう。私の実家(分家)みたいに。人口の増加とともに宅地化していった歴史が感じられます。
 ただ別荘や保養所などは、眺望の関係から地域によって低地が好まれるようなこともありますのでこれに当てはまりません。
本家
─────
道路
─────
分家(低地)

下記文献によれば、
「比較的安全な場所に本家が家を構え、分家は適当な土地を探して住まった。とくに人口が増加するとともに災害に弱い土地まで居住地を求めて(捨てて顧みられなかったような土地など)住んだために、小出博氏によれば、本家と分家の被害度は分家の災害率が高いとしている。昭和47年度の熊本県天草郡倉岳町の災害に例をとって、本家151戸のうち被災数が20戸(13%)、一方、分家220戸のうち被災数111戸(50.5%)あったという。これは、倉岳町に限らず、全国至る所にこの傾向が見られるのである。」
 これは傾斜地に限らず、湿地や水はけの悪い土地にも言えることだと思います。
引用文献:小川豊著「宅地災害と地名」山海堂56p

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