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2006年05月19日 観光施設財団

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遊園地の芝桜がきれい(H18/5/5撮影)
 ゴールデンウィークに三重県の「ナガシマリゾート」へ、ここの遊園地(スパーランド)には巨大なジェットコースターがあるほか、スペースショットと呼ばれる地上75m(世界最高)の天空へ急上昇する施設などすさまじいものが盛りだくさん。高所恐怖症の私は、見てるだけで怖い。
ナガシマリゾート:http://www.nagashima-onsen.co.jp/
 でも私たち一行の目的は、温泉の「湯あみの島」だけ。この温泉はデザインがすばらしく感動、人を喜ばせる術を心得ているようです。お金は使わされましたが。
 ところで、こういった遊園地にあるいろいろな遊戯施設を1個の不動産として登記し、これを抵当権の目的とすることができます。これを規定しているのが観光施設財団抵当法。
観光施設財団抵当法:http://www.ron.gr.jp/law/law/kanko_te.htm
 この法律の中で面白いのが下記第四条三でしょう。
 財団の組成物件に動物、植物及び展示物があるからです。
 下記文献によれば、「動物、植物とは、もちろん通常のいわゆる動物、植物であり、展示物とは、絵画、彫刻、銅像等をいうのであり、屋内、屋外のいずれにあっても差し支えない。」とし、具体的な特定については「動物については、性、生年月、産地、毛色、名号、耳標又は入墨等動物に施した符号、飼育の場所等・・・植物については、植栽又は常置の場所、温室番号、植栽の年月又は樹齢等・・・」と説明。
 前に工場抵当法のブログでも説明しましたが、動産や工作物も財団として組成すれば抵当権がつけられる例。ということは芝桜にも可能?
 でも抵当物件の管理がたいへんでしょうか。
引用文献:香川保一編著「全訂不動産登記書式精義下」テイハン

観光施設財団抵当法
第一条 この法律は、観光施設に関する信用の増進により、観光に関する事業の発達を図り、もつて観光旅行者の利便の増進に資することを目的とする。
(定義)
第二条 この法律で「観光施設」とは、観光旅行者の利用に供される施設のうち遊園地、動物園、スキー場その他の遊戯、観賞又は運動のための施設であつて政令で定めるもの(その施設が観光旅行者の利用に供される宿泊施設に附帯して設けられている場合にあつては、当該施設及び宿泊施設)をいう。
(財団の設定)
第三条 観光施設を観光旅行者の利用に供する事業を営む者(以下「事業者」という。)は、抵当権の目的とするため、一又は二以上の観光施設について、観光施設財団(以下「財団」という。)を設定することができる。
(財団の組成)
第四条 財団は、次に掲げるもので、同一の事業者に属し、かつ、観光施設に属するものの全部又は一部をもつて組成することができる。
 一 土地及び工作物
 二 機械、器具及び備品
 三 動物、植物及び展示物
 四 地上権及び賃貸人の承諾あるときは物の賃借権
 五 船舶、車両及び航空機並びにこれらの附属品
 六 温泉を利用する権利

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