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2006年05月23日 野沢菜の収益性

20060523-1.jpg

昨日と同じ、飯山市菜の花公園のようす(H18/5/19撮影)、「黄色いじゅうたん」そのまま。
 菜の花から採取した種を再びまき、収穫したのが野沢菜。この辺りは野沢菜の一大産地、農家は自宅用野沢菜を漬け、味にこだわります。訪問するとお茶より先に野沢菜漬けがでてくることさえ。
参考サイト:野沢菜と菜の花畑
http://www.iiyama-catv.ne.jp/~morinoie/buna/invest_explora/chosa_tansa_nogyo.html
 ところで、野沢菜の収益性はどうでしょうか。
 平成16年度版農業経営指標(長野県農政部農業技術課)によれば、葉菜類の収益性(10a当たり=1000)は以下のとおり。ちなみに、この資料は農地の鑑定評価においてなくてはならないものでしょう。
野沢菜
農業所得101,805円、1時間当たり農業所得1,230円、農業所得率41.9%
ほうれん草
農業所得267,462円、1時間当たり農業所得998円、農業所得率43.5%
チンゲンサイ
農業所得203,495円、1時間当たり農業所得1,493円、農業所得率29.6%
ネギ
農業所得417,810円、1時間当たり農業所得 1,414円、農業所得率40.1%
キャベツ
農業所得90,421円、1時間当たり農業所得1,120円、農業所得率18.3%
はくさい
農業所得190,949円、1時間当たり農業所得 2,058円、農業所得率25.3%
 上記の資料から次のようなことがわかります。
 野沢菜は農業所得及び1時間当たり農業所得が少ないものの農業所得率が高い。
 ほうれん草は1時間当たり農業所得が低いものの農業所得率が高い。
 チンゲンサイは1時間当たり農業所得が高いものの農業所得率がやや低い。
 ネギは、全てが大きい。
 キャベツは全てが低いので、広い面積で作らないと採算があわない?
 はくさいは1時間当たり農業所得が高い、手間がいらない?
 1時間当たり農業所得が低いと手間暇かけるわりには収益性が小さい。
 所得率が高いのは経費率が低い。
 今、農業従事者の高齢化が問題となってるなか、軽く育ちやすいネギが多くの地域で作られている理由がわかります。
 また、野沢菜は農家にとって栽培するのにバランスのとれた種類、菜の花畑は収益性以上に、わたしたちを楽しませてくれます。

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