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2006年06月19日 カヤ

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長野市松代町西条(市街化調整区域)にある長野市天然記念物のカヤ。
 私の経験上、推定樹齢数百年の樹木は市街化調整区域や都市計画区域外に多く残っている傾向があります。市街化区域ですと宅地化や開発の波にのまれてしまい、大木や巨樹も生き残れにくいのかもしれません。
 案内看板によると「樹高約19m、目通り周囲5.7m、推定樹齢約600年、・・・材は加工が容易で保存性が高く耐湿性があるので碁盤、将棋盤として有名。他に風呂桶、建築材、彫刻材等にも用いられる。種子の胚乳には、多量の脂肪油が含まれ、良質の食用油もとれる。」
 カヤというと高級な碁盤や将棋盤としてのイメージ。私は将棋が好きで学生時代将棋部に在籍。上手になるといい盤がや駒が欲しくなるもの、将棋盤を買うときカヤは高くて買えないのでカツラで我慢しました。木目の美しさはカツラの比ではないでしょう。カヤはカツラに比べ色が白く、傷がつきにくい、長時間指していても疲れにくい等の長所もあり、私にとってあこがれ。最近は安い輸入合成カヤが多量に出回っているようですが、あまり欲しくはありません。これは好みの問題でしょう。
 今は知りませんが昔、将棋の名人戦やタイトル戦ではカヤの7、8寸盤(厚さ)を使っていました。当時、いい盤を持っていた友達といくらくらいするんだろうと真剣に話し合ったこともなつかしい思い出。伐採しても製品にせず40〜50年寝かすものもあるようです。
 所有者の奥さんにわざわざ御案内をしていただきました。所有者の祖先(武家)が植えられたカヤとのこと。青い実も数個見られ、昔は高級な食用油になったそうです。あの徳川家康もこの油を好んだ話(死ぬ原因となった天ぷらの油も)や最近の樹木再生技術(クローン)等いろいろ勉強になり、ありがとうございました。
カヤ:http://www.wood.co.jp/wood/m154.htm

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