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2006年06月23日 ビャクシン

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長野市富竹にある市天然記念物「富竹のビャクシン」のようす。ここは事務所から約1.5kmのところ、こんな近くにビャクシンの巨木があるとは知りませんでした。推定樹齢は書いてありませんでしたが数百年はたっていそうです。
 この辺は古い街道に近い所、周囲にはまだりんごや桃の果樹園が残っています。この木、前にブログ(2006/4/7)でも紹介したように果樹園とは相性が悪いはず、なのになぜビャクシンがあるのでしょうか。
 案内看板を要約すると「ビャクシンは、ヒノキ科に属する植物で、イブキ(伊吹)またはイブキビャクシンともいう。長野市内では、ヒムロと呼んでいる所もある。この木は幹周3.8mで、幹の東側は樹皮が裂けて白い木肌がむき出しになっている。・・・・ビャクシンは果樹の病気を媒介するということで、戦後果樹栽培の盛んなこの地区で問題になった時期があったが、古巨木を守ろうという声が出て枝打ちだけで難をのがれたという。この地には、石見国浜城主松平氏の陣屋があり、・・・・この木は陣屋の屋敷木として育てられたものである。」
 ビャクシンはヒノキの仲間で江戸時代屋敷内に植えられた樹木だったのですね。ビャクシンは低木と思ってましたから、こんな巨木になるとは驚きました。この周囲に「なし」の栽培は見られないようですので何とか難を逃れたのでしょう。
 昔、この木は庭園や寺社の境内に植えられることが多かったそうです。しかし、果樹園が増えるにつれ急速に姿を消していったのかもしれません。
 時代は変わり今、ビャクシン類は病害虫に強い、手間がいらない等人気の樹木。例えば、ガーデニングセンターや花屋さんにはコニファー類がたくさん。このコニファー類にびゃくしんが多く含まれています、ただ名前を知らないで育てている人も多いのでは。我が家も恥ずかしながらハイビャクシン(購入時は別名で表示)をバラの下で育ててました。近くに果樹園のないのが幸い?
 ちなみにビャクシンとは船橋市なし赤星病防止条例第2条(2)に定義があります。
「びゃくしん類 かいずかいぶき、びゃくしん(いぶき)、たまいぶき、くろいぶき、たちびゃくしん、みやまびゃくしん(しんぱく)、はいびゃくしん(そなれ)、ねず(ねずみさし)、はいねず(おおしまはいねず、みやまねず)及びスカイロケットをいう。」
参考文献:「なるほど長野・須坂百科」郷土出版社

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