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2006年06月28日 杉並木

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飯山市小菅奥社参道杉並木のようす。
 ただの杉並木ではなく長野県天然記念物(約800m・約220本・最高推定樹齢300年)に指定。最初1933年に県の指定を受けましたが1960年に解除され、1974年にまた指定を受けています。
 戸隠神社の奥社参道も杉並木、修験場には杉が適しているのかもしれません。
 数秒でしたが映画「阿弥陀堂だより」で寺尾聰さんと樋口可南子さんがこの並木道を下りてくるシーンが印象的。この参道いい意味で荒れているので雰囲気は抜群でしょう。
 小菅山は市天然記念物のブナ林もあり歴史ある緑豊かな自然を味わえます。
 ところで、小菅山にはキタゴヨウマツ(ヒメコマツ)自然林も。マイナーな自然林ですが「遺伝子保存林」に指定(林野庁)されています。この保存林の名称は知りませんでした。
材木遺伝資源データベース:http://labglt.nftbc.affrc.go.jp/index.htm
 この遺伝子保存林とは?
 下記参考サイトを要約すると「遺伝子保存林はスギ、カラマツ等対象樹種の優れた遺伝子を人工林の形で保存する方法の一つ。優良な天然林から種子を採取し、その種子から苗木を育て、この苗木を山に植えて人工林(遺伝子保存林)に」
文献(飯山市誌)によれば1907年(明治40年)に300本ほど伐採され、現在(H2,3年頃)は336本ほど。見た目と違ってただのマツではなさそう。遺伝子保存林のほかに「材木遺伝資源保存林」もあり保存林も多様化しているのでしょうか。
 今、樹木蘇生がビジネス(樹木医、樹医等)に。平成15年12月から巨樹・銘木等遺伝資源の増殖クローンサービスも開始されました。保存にも技術がいる時代、樹木の場合ぐずぐずしていたら手遅れは目に見えています。
 また、花粉の少ないスギ、病害虫に強いアカマツ・クロマツ等植物の世界ではいろいろな研究も進んでいるようです、庭木においてスギのまた脚光をあびる時代がくるかも?
参考サイト
遺伝子保存林データベース:http://www.tuat.ac.jp/~rinkou/forests/index.htm
<参考文献>
飯山市文化財編集委員会「飯山市の文化財」ほうずき書籍株式会社
飯山市誌自然環境編
信州大学・飯山市小菅研究グループ編「飯山小菅の地域文化」しなのき書房

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