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2006年07月20日 真楽寺

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寺シリーズの最後を飾るにふさわしい御代田町塩野にある真言宗真楽寺。写真は三重塔と神代杉。
 創建は明確でないようですが浅間山鎮静のために用明天皇が建立した勅願所(587年)頃とされています。古くは末寺35を有した佐久地方(今は20)きっての古刹。1万坪の境内に樹齢千年余の神代杉、本堂、三重塔(1749年)、仁王門(1395年)、観音堂等23棟。これだけでなく下記の歴史ある伝説を知ってしまうとこの寺を一度は訪れてみたくなるでしょう。
・頼朝の逆さ梅
「庭に『逆さ梅』とよばれ、花が下向きに咲く珍しい梅がある。頼朝が浅間の巻狩りに来たとき、庭に駕籠を下ろし、手にしていた梅の枝を逆さに庭に挿したのが『逆さ梅』になったのだという」御代田町誌民族編
 また、この境内にある観音堂は頼朝が42歳の厄除けのため建立されたと言われています。当時も42歳が厄除けだったのですね。そのほか頼朝献納品の鉄鞍・鉄あぶみ・槍・薙刀等の宝物があります。
 頼朝伝説は県内各地に少ししか見られません。ときの将軍が寄るくらいの寺は今でもすごいもの。
・弁慶腰掛の松二代目
「弁慶が真楽寺に来たとき、松の上に腰掛けたという。その松は枯れたので二代目の松が植えられたのだという」同編
 弁慶伝説がこんなところにもありました。
・真楽寺の名僧
「文化年間に真楽寺に深慧という高僧がいた。この僧は将軍に講義をした名僧。この弟子の中で道本和尚は公儀の御留筆となった。」同編
 江戸時代、当寺は10万石の格式を誇り小諸藩主と同等の地位にあったとか。
・甲賀三郎伝説の大沼の池
「真楽寺の右脇に静まりかえった池があり、寺ではこの池を諏訪明神出現の池と呼んでいる。」同編
 甲賀三郎は滋賀県の豪族(甲賀流忍術集団甲賀家)の出?
 諏訪湖の冬の御神渡りは竜蛇体となった三郎の寝返りのためと言われているとか。
御代田町龍神まつり:http://www.miyota.gr.jp/
引用・参考文献
御代田町誌民族編、信濃毎日新聞社出版社編「信州百寺」信濃毎日新聞社、「探訪・信州の古寺1天台宗・真言宗」郷土出版社、北沢房子・安藤州平著「信州の休日社寺巡り東北信編50社寺」信濃毎日新聞社

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