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2005年12月15日 電子スタンプと電子印鑑

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電子スタンプ(正副写)と電子印鑑
1 電子スタンプ
 わたしは、従前不動産鑑定評価書、調査報告書、意見書等には正・副・写のスタンプを通常押していましたが、最近、電子印鑑やスタンプの存在を知り、そちらに切り替えました。
 電子印鑑なるものがネット上で販売したり、「スタンプポン」なるフリーウエア(今ない?)で利用できますが、スタンプの書体、大きさ、太さ等なかなか満足できるものはありません。
そこで、原始的ですが一太郎で内藤流電子スタンプ(レイアウト枠)を作りはり付けています。ワードでも簡単にできるはずです。
市販されている正副写のスタンプは、よく押しますが曲がったり、ゴミがくっついてかすれたり、いろいろ悩みがつきません。自分で作成したものは、当然かすれませんし、色を付けたり、大きさ、書体等自由に変更できるのがメリットです。
2 電子印鑑
 職業柄、印鑑はいいものをそろえているので、電子印鑑にする気がしませんが、ネット上では業者が好みのものを作ってくれるようです。なんでも作れる時代になったものです。
 ただ、自分の持っている印鑑を押し、それをスキャナーで読み込み、画像の大きさを調整して文書にはり付ける方法でできますが、印鑑を押すときの緊張感もまたいいものです。
 印鑑は材質や書体(印相体、古印体、隷書、行書等)が数多く、凶相や吉相等印相も関連してくるので、いいものを作って損はない気がします。
 わたしは、印鑑にはこだわりを持っていまして、亡父の実印(象牙)を業者に頼み、自分用に作り代えました。削って新たに彫ってもらうわけですが、長野県内では彫れる技術者がごくわずかのようです。太くて大きいのでわたしの子供や孫も使えます。
 また、手彫り業者に作ってもらった書体の異なる認印(黒水牛、つげ)が3本あります。そんな認印までいいものにする必要がないと思われる方もいらっしゃるでしょう。ところが、人前で認印を押すとき、「いい印鑑をお持ちですね」と言われたときの快感は言い難いものがあります。
 人前で印鑑を押すとき、粗末な印鑑より、いい印鑑ですと気分も違いますし、子供への遺産にもなるでしょう。わたしはかけだしの頃、弁護士と一緒に公正証書遺言の証人になる機会があって、既に作ってあったいい実印(象牙)を持って公証人役場に行きました。遺言書に公証人と弁護士が格式のある高そうな印鑑を押した後、わたしの番になりました。このとき、「ああ、いい印鑑を持っていてよかった、恥じをかかないでよかった」と心底思いました。
 象牙の印鑑を持ってらっしゃる方がいたら、表面をよく見ていただければ年輪のようなすじが見えるはずです。いい印鑑はこれが細かいのでよくわかります、象牙の芯かどうかも。
参考文献:水野恵著「印章篆刻のしおり 印章の知識と篆刻の基礎」芸艸堂
印鑑の書体について:http://www.hanko2han.com/inkan/shotai.html

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