社長ブログ

ブログ内検索

2006年10月17日 犀川の難所2

20061017-1.jpg

 この辺は山清路峡と呼ばれ、犀川沿いに険しい岩山がそそり立ち、信濃の百選にも選ばれている景勝地。ただ、江戸時代から陸路・水路共に交通上の難所。信州WEBGISで調べてみるとあちこちが地すべり危険箇所や急傾斜地崩壊危険箇所に指定されていますから災害も多いのでしょう。
 下記文献によると「昭和3年には、新愛知新聞主催による信濃十名所にも第2位で入選し、山清路の名が知られて山清路下りの遊覧船で賑わった。左岸の金戸山の山頂には山城跡があり、その直下の国道上の山腹には西国・板東・秩父百体観音の石像が文化年間に建立され、いまも点在している。・・・・しかし、下流の平ダム建設によって奇岩は水没し急流は姿を消し、脚下遙か下方に眺められた水面は淀みを見せて上昇し、昔の景観は変わってしまった。国道上を走る車両も多くなり足を止めて景色を楽しむ人もまばらとなった。」と記述。
 国道19号の通行量は確かに半端ではなく車をちょっと止めて写真というわけにはいきません。大雨のときは土砂が流れ通行止めなようなこともたびたびあったようで景色をとるか安全性をとるかいろいろ難しいものです。でもこの遊覧船が今もあったのなら乗ってみたいですね。
 国道は騒々しいですが、この水面の見ると何か落ち着きます。川の色が緑のせいかも。奇岩は姿を消しましたが犀川沿いの絶壁に渓谷らしい雰囲気が感じられます。交通の難所は人を呼び寄せる景観を併せ持つのかもしれません。
山清路公園:http://www.village.ikusaka.nagano.jp/kankou/kankou_top.htm
引用・参考文献:長野県教育委員会調査編集「歴史の道調査報告書XXX供〆埓遏

この記事へのコメント
Re:犀川の難所2 by yukinko

60年近く前になるでしょうか、私の親は平ダムに携った1人です。平から山清路を通り、今は廃校になった生坂北小学校迄3年間越境通学を致しました。春は躑躅の花が見事に咲き、水の青、空の蒼木々の緑と奇岩の岩肌、湿った岩肌に生える苔、そこから滴り落ちる清水。差切峡・長野・松本・大町へも、この地を基点に行けたと記憶しています。現在は山清路橋も新しくなった様ですが、又訪れたい場所です。

Re:犀川の難所2 by 内藤

コメントありがとうございました。平ダム横の国道を通る時、水鳥が近くに見え心休まるひとときになっています。両岸を見ると難所だったことが実感します。

Re:犀川の難所2 by 堺澤清人

ブログ拝見しています。
信濃十名所を探しています。
山清路峡が昭和3年に信濃十名所に選定され
他には、木曽駒ヶ嶽・杜鵑峡・鳥居峠の4ヶ所がわかりましたが他の7ヶ所葉判りますか?教えて下さればありがたいです。よろしくお願いいたします。

Re:犀川の難所2 by 内藤

コメントありがとうございました。サイト管理画面を見る機会がなく返事が遅れて申し訳ございません。信濃十名所の件ですが、よくわかりませんでした。各郷土史研究会(長野県・長野等)の資料が参考になるかもしれません。

書き込んでいただいたコメントは、管理者の確認後に公開させていただきますので、ご了承下さい。

お名前
E-MAIL(非公開)
URL
タイトル
コメント
  投稿キー    [キー入力]
 
迷惑書き込み防止のために投稿キーを設定しています。
投稿キーはta8yです。上記の「投稿キー」にご記入下さい。