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2006年10月30日 水害防備保安林

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 初めて見た水害防備保安林。
 信玄堤周辺(山梨県甲斐市)は水害防備保安林に指定されています。読んでわかるとおり水害を防ぐための保安林で種類(皆伐・択伐・禁伐等)は不明。長野県では非常にすくないように思えましたのでちょっと調べてみました。
 長野県の保安林面積は約55万ha、長野県の森林面積が約106万haですからおおむね半分を占めていることになります。ちなみに全国の保安林率は45%。
 下記長野県のホームページによれば長野県の保安林面積比(H18/3/31時点)は以下のとおり。率は私が計算したので間違いがあるかも。
 水源かん養保安林:72.8%(402,342ha)
 土砂流出防備保安林:25.9%(143,450ha)
 土砂崩壊防備保安林:0.14%(769ha)
 防風保安林:0.01%(58ha)
 水害防備保安林:0.006%(33ha)
 干害防備保安林:0.84%(4,661ha)
 なだれ防止保安林:0.1%(563ha)
 落石防止保安林:0.023%(128ha)
 保健保安林:0.088%(487ha)
 風致保安林:0.066%(365ha)
 水源かん養保安林と土砂流出防備保安林で約98.7%、保安林といったらこの2つを指すくらい面積が多いのもわかります。特に水源かん養保安林は人があまり訪れない山の中一体が指定されるので面積も広くなるのでしょう。
 やはり水害防備保安林は一番少ないようです。

 では山梨県に水害防備保安林が多いのでしょうか。こういうとき、ホームページですぐ調べられるので便利。
 平成13年山梨県保安林面積(198,749ha)の構成比。山梨県ホームページより抜粋ですが比率は私の計算。
 水源かん養保安林:82%(163,000ha)
 土砂流出防備保安林:17.2%(34,187ha)
 土砂崩壊防備保安林:0.006%(11ha)
 防風保安林:0.08%(159ha)
 水害防備保安林:0.06%(115ha)
 干害防備保安林:0.0005%(1ha)
 防火保安林:0.0045%(9ha)
 保健保安林:0.013%(26ha)
 風致保安林:0.002%(4ha)
 水源かん養と土砂流出防備保安林で約99.2%ですから海のない両県ともに構成比は似たり寄ったり。山梨県も水害防備保安林はわずか、ただ長野県より広い面積が指定されています。山梨県にはなだれ防止保安林や落石防止保安林がなかったり、長野県には見られない防火保安林があったりといろいろ。
 職業柄でしょうか珍しい保安林は調査したくなってしまいます。
長野県のホームページ:保安林面積
http://www.pref.nagano.jp/seikan/mori/07hoanrin/01_seido/02_menseki/menseki_00.htm
山梨県のホームページ:農林水産業
http://www.pref.yamanashi.jp/toukei/book/15nenkan00.html

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