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2006年11月13日 裾花峡

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今週は秋の紅葉シリーズ。
 写真の先に戦前に消滅した善白鉄道の裾花口駅があったそうです。駅完成後1年で休止(昭和18年・1943年)に追い込まれてしまった悲しい駅、そこに行くにも雑草だらけで近づくことさえままなりません。今では信じられませんがその時代、ここに駅をつくる必要性があったのでしょう。
 車のない時代ですから鉄道(当時珍しいガソリンカー)で秋の紅葉を見に来た人もいるかもしれません。というのもこの辺は裾花ダム(昭和44年完成)のできる前、裾花峡と呼ばれた景勝地で絵葉書を売っていたそうですから。これだけきれいでも観光マップに載っていないので見に来る人はほとんどいないのは何かさみしい気がします。
 真っ青な空に大きな岩と紅葉が調和?、市誌によれば火砕岩層の露出らしく泥岩や砂岩に比べ浸食されにくいそうですから何万年たっても同じ景色を保つことでしょう。これだけ見事だと近づいて見たくなりますがこれがなかなかたいへん。
 この辺は260万年ぐらい前は海の底。近くでは貝・カニ・ウニ・魚骨などの化石が多数でるようで善光寺温泉化石動物群と呼ばれています。
 子供にこの辺、大昔は海だったんだよといっても「どうして」と言われてしまいます。

参考文献:「思い出で包む善白鉄道」柏企画編集・発行、長野市誌自然編、降旗和夫編「改訂長野県地学のガイド」コロナ社

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