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2006年11月14日 裾花峡2

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 裾花峡(長野市)に見られる狢郷路山(むじなごうろやま)。奇妙な形をした岩、縦の割れ目がはっきりしていて秋の景色とマッチしています。どうしてこのような岩ができたのか疑問に思い、ちょっと調べてみました。
 長野市誌によれば「国道から北東側の山腹に、空に突きだした赤褐色の岩体が見られる。この岩体は、みごとな柱状節理が発達する複輝石安山岩である。地下から上がってきたマグマが火道中で固結し、その後まわりの地層が削られ現在の形になったもので、火山岩頸と呼ばれる。」と記述。
 また下記文献(長野の大地)によれば「この回りの地層は、海底にたまった泥の地層でできています。安山岩と泥の境界部分は、泥が焼けて硬くなっており岩の部分も急に冷えたことを示すガラス質となっています。こうした状況から、狢郷路山の生い立ちを推理してみましょう。今から600-500万年前、この辺りは海の底で、泥がたまりました。その後、周辺が持ち上がり始め、割れ目ができました。割れ目に沿って地下からマグマが入りこんできました。」と記述。
 安山岩でマグマが冷えて固まった岩のようですが、マグマが入ってきたのはいつの出来事なのか今のところよくわかっていないようです。
 ところで私は最近、安山岩・砂岩・泥岩の区別がやっとできるようになりました。砂岩は粒が大きくなり2mm以上になるとレキ岩として区別するようです。 不動産鑑定評価上の地質・地盤(N値)の記載欄で砂とレキはよくでてきますけど両者の違いは主に大きさなのですね。いま漢字の礫とは記載せず「れき」や「レキ」と表示するのではじめてだとよくわからないでしょう。
 
引用・参考文献:長野市誌第11巻資料編自然、地学団体研究会長野支部・長野の大地編集委員会編「長野の大地」ほおずき書籍、千葉とき子・斉藤靖二著「かわらの小石の図鑑」東海大学出版会

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