社長ブログ

ブログ内検索

2006年11月16日 裾花峡4

20061115-2.jpg

 前回写した裾花大橋近くにある「お善鬼谷の三竃」(おぜんきだにのみかまど)のようす。 裾花川岸壁に三つの洞窟が見えますけど、これには鬼の伝説があります。この場所、国道406号沿いからよく見えますが、道が曲がりくねっているのでつい見過ごしてしまいます。
 下記文献(長野の大地)によれば「大きな岩壁は鬼が一晩のうちに積み上げたもので、洞窟には鬼が住み、さらに虫倉山へ通じているというのです。力持ちで善い鬼だったので、善鬼と呼ばれ、人々に慕われたといいます。洞穴がご神体となり、里宮として三竃神社が祭られています。」と記述。
 何かほほえましい伝説。節分のとき神社周辺の方々は忙しいことでしょう。でもこの洞穴はどうしてできたのでしょうか。まさか鬼がつくったわけでもないでしょうし。
 「・・これらは裾花川の浸食のせいです。かつての裾花川は、今よりずっと高い位置で流れていました。その当時、裾花川が蛇行し、岩壁を横に削って洞穴をつくりました。」とも記述。(同文献)
 この洞穴は裾花川の浸食のせいだったようです。こんな上まで水が流れていたのですから何か信じられません。
 ところで洞穴の下に流れる裾花川辺りは昔の集落、今は湖底に沈んでいます。
 逆に、今、陸地となっていても大昔は湖という伝説の箇所が長野市周辺の下記市町村に数多く見られます。伝説は真偽不明なところがいいのでしょう。仕事をしていて大昔は湖だったと言われると妙に納得してしまう場所があります。
 鬼無里村四角面(しかくめん)・鬼無里村東京(ひがしきょう)
 中野市江部・中野市草間・信濃町古海・飯山市中条

引用・参考文献:地学団体研究会長野支部・長野の大地編集委員会編「長野の大地」ほおずき書籍、長野市誌第10巻民族編

この記事へのコメント

書き込んでいただいたコメントは、管理者の確認後に公開させていただきますので、ご了承下さい。

お名前
E-MAIL(非公開)
URL
タイトル
コメント
  投稿キー    [キー入力]
 
迷惑書き込み防止のために投稿キーを設定しています。
投稿キーはp73lです。上記の「投稿キー」にご記入下さい。