社長ブログ

ブログ内検索

2006年11月29日 好文亭

先週末は義父の葬式があったり、風邪をひいたこともあり久しぶりのブログ。

20061129-1.jpg

 偕楽園内にある好文亭(こうぶんてい)の玄関付近。この好文亭は水戸藩第9代藩主徳川斉昭の別邸として建てられたもの。写真手前にツバキの花が、あれ?、ツバキは確か武士に嫌われた樹木ではなかったでしょうか。
 長野市誌によれば「縁起の悪い木:ツバキ:花が花元(首)からポロリと落ちる木で、とくに武士には嫌われた。・・・しかし、現代社会ではこのような縁起のよしあしなどという人は少なくなり、美しい花、開花期間が長い花などが好まれて、ツバキやサルスベリを植える人も多く、今では庭木の主木となっている。」と記述。実際、松代藩の武家屋敷にツバキの樹木はあまり見られないようです。
 ところが、百科事典ウィキペディアによれば「・・・ツバキの花は花びらが個々に散るのではなく、萼の部分から丸ごと落ちる。それが首が落ちる様子を連想させるとして武士はツバキを嫌った、というのは明治時代以降の流言であり、実際には江戸時代には大々的に品種改良が進められていたというのが真相である。」と記述。
 江戸時代、庭にツバキがあっても不思議ではなさそうですが地域によってとらえ方が違うのかもしれません。
 偕楽園にはヤブツバキ(ヤマツバキ)が多く、それは搾油のために植えられたと言われています。
 百科事典ウィキペディアによれば「椿油は、種子(実)を絞った油で、用途の広さは和製オリーブオイルとも言える。高級食用油、整髪料として使われる他、古くは灯りなどの燃料油としてもよく使われた。 ヤブツバキの種子(画像:フラボン)から取る油は高価なため、同じくツバキ属の油茶などから搾った油もカメリア油の名で輸入されている。
搾油で出る油粕は川上から流して、川魚、田螺、川えび等を殺すのに使われた。」と記述。
 樹木は何のために植えられているのか調べたり、聞いてみるのも何か発見があって楽しいものです。
引用・参考文献:長野市誌自然編、松崎睦生著「偕楽園歳時記」(株)暁印書館

この記事へのコメント

書き込んでいただいたコメントは、管理者の確認後に公開させていただきますので、ご了承下さい。

お名前
E-MAIL(非公開)
URL
タイトル
コメント
  投稿キー    [キー入力]
 
迷惑書き込み防止のために投稿キーを設定しています。
投稿キーはz8ikです。上記の「投稿キー」にご記入下さい。