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2007年05月26日 地質の謎3

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 長野市山間部の七二会(なにあい)郷土歴史資料館前に展示してある石。ただの石ではありません。「磁石石(雷石)」と名付けられています。
 この石は陣場平山(標高1257m)にあったものを移したもので、下記文献によると
「尾根筋にあったこの石は、陣場平山をつくっている約500万年前の安山岩の溶岩でした。方位磁石を近づけてみると、ある部分で磁石の針がゆらゆらとふれました。どうやら、一部分だけが磁石になっているようです。地球の磁力の影響を受けて、石が磁石になってしまうことがあります。マグマが冷えて固まる時や泥がたまる際に、鉄分を含む鉱物が地球の磁力にそって並ぶので、磁石になることがあります。しかし、この磁力は大変弱く、普通、磁石の針を狂わすことはありません。それなのに、どうしてこの石は強い磁石になってしまったのでしょうか。
石が尾根筋にあったことや、一部分だけが磁石になていることから考えて、落雷が原因だと思われます。何百万ボルトという強い雷の電気によって、一部だけが磁石になってしまったのでしょう。」と説明。
 それで括弧書きで雷石と書いてあった意味が理解できました。雷が落ちたら石も被害に遭うなんて面白いですね。
 この何百万ボルトとはいったいどのくらいの威力か検討もつきませんがウルトラセブンのビーム光線並みかもしれません。
 山の尾根筋あたりだと落雷は上からでなく横からくることもあるようです。昔、工事現場の人が言ってました、雷の音が横から聞こえるほど恐ろしいものはないと。
 ちなみに下記サイトには山口県萩市須佐湾近くにある標高532mの高山(こうやま)山頂の磁石石を紹介しています。この磁石石は国の天然記念物とのこと。
全国にはいろいろな石があるものです。
須佐高山の磁石石(すさこうやまのじしゃくいし)
http://bunkazai.ysn21.jp/general/summary/genmain.asp?mid=30048&cdrom=
引用・参考文献:地学団体研究会長野支部・「長野の大地」編集委員会編「長野の大地見どころ100題」ほおずき書籍

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