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2007年05月28日 地質の謎4

 前回と同じ七二会(なにあい)郷土歴史資料館内に展示してあった化石海水。ペットボトルに詰められたものが二本あったほか、隣の鍋底には化石海水からとった塩まで。
 以前はこの海水の味見までできたそうです。
 化石海水という言葉は初めて耳にしました。いろいろな言葉があるものです。

20070528-1.jpg

 案内書きによると「倉並では地滑り対策として堅い地層の中を、水を抜くためのトンネルが掘られています。このトンネルの奥深い所で掘られたボーリングの穴から海水がでてきました。その成分は、塩素イオン濃度、カルシュウムイオン濃度とも海水に極めて近いもので500万年ほど前地殻の変動があった時間閉じこめられた海水と思われます。これを化石海水と言います。」と説明。
 また、この成分表も展示してありました。成分表をみてもよくわかりませんが、これがないとただの水だったり、工事中に使用した水の可能性もありますから正確性を期すために必要なのかもしれません。
 500万年前の海水というと何かロマンを感じてしまいます。
 さて、この化石海水とは?
 百科事典ウィキペディアによると
「化石海水(かせきかいすい)とは、昔の海水が地層の隙間などに閉じ込められたもの。帯水層中に貯留する液体が昔の海水であること。化石(生物等の遺骸)とは無関係で、比ゆ的な表現である。・・省略・・
*海底で地層ができるとき、礫や砂などある程度大きい粒の間には隙間があり、そこに海水が取り残される。通常はその上に堆積した地層の重さで押し出されるなどしてほとんどなくなると考えられているが、なんらかの条件が揃うと堆積当時の海水がそのまま閉じ込められたり、あるいは成分が砂などに張り付く形で残留することがある。地層が陸化した後も淡水の地下水とほとんど混ざることなく成分が保存される。・・省略・・
海から離れた場所の温泉が海水に似て塩分が多い場合、その成分の起源は化石海水である場合もある。」と記述。
 化石海水型温泉というのもあるようです。この温泉ですと塩分が多いので体が浮くのでしょうか。死海のように。
 化石海水の温泉というキーワードでサイトを検索してみれば長島温泉(三重県)、中条温泉(新潟県)などいろいろあるようです。
 化石と海水それぞれ別の言葉だと何も感じませんが一緒にすると何か印象的。言葉には不思議な力があります。
 この資料館は長野市七二会の山間部(小学校の南側・入館料無料)にあり、事前に連絡しておかないと入れません。館内には化石のほかにレトロ(農機具中心)なものが数多く展示してあり、40歳以上の方でしたらきっと満足いただけるでしょう。40歳未満の方はたいくつかもしれませんが。
参考サイト
温泉百科3:http://www.spa.or.jp/hyakkka/3.htm

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