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2007年05月29日 地質の謎5

 またまた七二会(なにあい)郷土歴史資料館から。
 砂利がいくつか並んでいます。インパクトのないただの石?、これもただの石ではありません。

20070529-1.jpg

 案内書きによると
 題名「円礫(れんれき)(山砂利)(山の上のジャリ)」
 内容「何百年前か昔、海が隆起して陸になった頃、自然の雨水により河ができ土石流が発生しました。この時、水磨されて角が取れた円礫が、さらに大地の隆起により現在の高さまで押し上げられたと考えられます。陣場平山頂上付近に数多く見られます。」と説明。

 山に登ってこのような石がたくさんあってもただの石に見えてしまいます。こんなところにこんな石がどうしてあるかなんて知識がないと見過ごしてしまうことでしょう。
 地層にはありませんがこれも化石の一種。化石というと地層の中にある堅いイメージ、これが物の見方を邪魔しているのかもしれません。
 今、地球温暖化による海面上昇が騒がれていますが、太古の昔は砂利を陣場平山(標高1257m)頂上にまで押し上げる隆起があったのですから地殻変動というのはスケールが桁違い。
 ちなみに陣場平山は国立公園内にはありませんので、こういった石の移動も可能。
 もし国立公園や国定公園内ですと自然公園法の適用があります。
 昔のブログ(2006/10/21・麻績川と差切峡)にも紹介していましたので前の記述をそのままコピーします。手抜きですいません。
自然公園法
第13条
3 特別地域(特別保護地区を除く。以下この条において同じ。)内においては、次の各号に掲げる行為は、国立公園にあつては環境大臣の、国定公園にあつては都道府県知事の許可を受けなければ、してはならない。
一  工作物を新築し、改築し、又は増築すること。
二  木竹を伐採すること。
三  鉱物を掘採し、又は土石を採取すること。
四以降省略。
第26条 国立公園又は国定公園の区域のうち特別地域及び海中公園地区に含まれない区域(以下「普通地域」という。)内において、次に掲げる行為をしようとする者は、国立公園にあつては環境大臣に対し、国定公園にあつては都道府県知事に対し、環境省令で定めるところにより、行為の種類、場所、施行方法及び着手予定日その他環境省令で定める事項を届け出なければならない。ただし、第一号、第三号、第五号及び第七号に掲げる行為で海面内において漁具の設置その他漁業を行うために必要とされるものをしようとする者は、この限りでない。
一〜四 省略
五  鉱物を掘採し、又は土石を採取すること(海面内においては、海中公園地区の周辺一キロメートルの当該海中公園地区に接続する海面内においてする場合に限る。)。
六ほか省略
 特別地域の許可のみならず普通地域においても届出制の制限がありました。
 ここの規制では土石の採取という表現を用いていますが、土石の採取のみならず移動についても制限があります。大きさについての取決め(規則・要綱等)はないとはいえ小石でも勝手に持ち帰ってはだめでしょう。
 では落葉は?−−−−落葉を制限する規定はないようです。
立科町:自然公園法による国定公園内行為許可申請について
http://www.town.tateshina.nagano.jp/b03_gyousei/20_kikaku/sizen/sizen.html

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