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2007年05月30日 地質の謎6

 長野市若穂綿内にある「大柳の枕状溶岩」のようす。
 昭和63年長野県天然記念物に指定。この看板がないとごつごつした、ただの岩の塊に見えてしまいます。

20070530-1.jpg

 現地案内看板によれば
[「枕状溶岩」とは、流動性に富む(水のように流れる)玄武岩質のマグマが、海底に噴出した場合に生じる特徴的な溶岩の形態です。ちょうど「枕」を積み重ねたように見えるので、その名があります。
 大柳の枕状溶岩は、約二千万年前、当時この地が海底であった時に、海底火山の活動によって誕生しました。20〜80センチメートルの「枕」の形態がはっきり観察できます。]と説明。
 海底火山の溶岩が水中に噴出して積み重なった感じでしょうか、同じような枕状溶岩はこの近く須坂市井上にも見られます。海底溶岩ということが珍しくて県の天然記念物になっている理由のようです。
 文献(長野の大地)によると「約2000万年前から1500万年前、日本海沿いの地域には激しい海底火山の噴火や地盤の隆起などの地殻変動が起きました。この変動は、日本海が誕生したという地球の大事件の一環のもので、この時、信州にも北から海が侵入してきたと考えられます。」とあります。
 何かあまりにも昔過ぎて実感がわきませんね。
 約2000万年前の地球はどういう世界なのでしょうか。「2000万年前」のキーワードでサイト検索すると百科事典ウィキペディアの「地球史年表」がヒット。この中で2000万年前を見るとバイカル湖(ロシア・世界遺産)は最も古く約2500万年前に誕生したとの説明がありました。ちなみに琵琶湖は3番目に古く400万年〜600万年前。
バイカル湖
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%AB%E6%B9%96
 こういった古い湖を「古代湖」と言うらしく、同ウィキペディアに下記の説明があります。
「一般的に湖の寿命は数千年から数万年と言われている。これは、流入する河川からの堆積物で湖が埋め立てられるためである。しかし一部の湖は十万年以上の年齢をもち、なかには数十万年から数千万年の寿命を有する湖が存在する。このような湖を古代湖と呼ぶ。
古代湖では水域が長期間に渡って存在するため、固有種と呼ばれるその湖に適応して独自の進化を遂げた生物による豊かな生態系が見られる。世界でも古代湖は20箇所ほどでしか確認されていない。」
 面白いですね、古代湖という呼び名。恐竜でもでてきそうな感じです。
 私だけしらなかったのかもしれませんけど。
 約2000〜1500万年前の地球の一端をちょっぴり感じた一日でした。
 溶岩から古代湖まで飛んでしまい、はちゃめちゃなブログで失礼しました。
引用・参考文献:地学団体研究会長野支部・「長野の大地」編集委員会編「長野の大地見どころ100題」ほおずき書籍、長野市誌第一巻自然編

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