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2007年06月01日 地質の謎8

 戸隠地質化石館に展示してあった化石材木。約10万年前のもの。普通、長い年月の間、土に埋もれてしまっていたら朽ちてしまうような気がします。

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 案内板に「この大きな材木は、戸隠村宮の前からみつかったものです。今からおよそ10万年も前のことです。その当時、戸隠村には、今の楠川はなく、宮の前から東原の方にかけて大きな湖が広がっていたようです。湖には細かい粘土が静かにたまっていきました。湖の辺にあったこの大きな木は何かの理由で倒れ、粘土の中に埋もれていきました。粘土の中にしっかり埋もれていたこの材木は腐らずに、こんなに新鮮な状態で発見されたのです。この材の化石は、『トウヒ』だそうです。トウヒは現在亜高山帯にたくさん自生するマツ科の木で、高さ20〜30mになります。戸隠では、モミやツガなどといっしょに1000m以上の高山に生えています。」と説明があります。
 粘土の中だったから腐らなかったのですね。化石館というと貝類や魚類の展示しかイメージにありませんでしたが、こういった化石は何か新鮮で興味をひきます。
 通常、植物化石は落ち葉や小枝のような小さいものがイメージとしてありますけど、なかには野尻湖発掘調査(1965年第4次発掘)で発見された8.5メートルの材木化石のような巨大なものまで。でも遺跡の展示というのは場所や保存状態等を考える必要があるでしょうからたいへんだと思います。
 ところで、このトウヒという木は?
 百科事典ウィキペディアによると「トウヒ(唐檜)は、マツ科トウヒ属の常緑針葉樹。北半球の温帯から亜寒帯にかけて広い範囲に30種以上が分布する。分布の北限はシベリア・アラスカ・カナダの北極圏、南限はユーラシアではビルマとヒマラヤ、北米ではメキシコ北部の高山地帯に達する。」と記述。
 寒い地域に適しているようです。
 一般的にはクリスマスツリーでよく使われる気でしょう。我が家ではプラスチック製のツリーですが・・・
参考サイト
植物園へようこそ!
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/BotanicalGarden-F.html
参考文献:野尻湖ナウマンゾウ博物館著・発行「ナウマンゾウの狩人をもとめて」

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