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2007年10月19日 シラカバジュース

 戸隠高原にある鏡池(10/17撮影)から。紅葉が始まり戸隠山がとてもよく似合います。
 この池、温水用ため池(昭和49年築造)ですけど自然の池のように感じます。

20071019-1.jpg

 ところでシラカバジュースがあるのをご存じでしょうか。
文献(信州学大全)によると「平成4年(1992)夏私は、北方圏調査の一環として、シベリアとカムチャッカを訪れた。極東地方の中心都市ハバロフスクやカムチャッカ半島のペトロパブロフスクのホテルでは、三度三度の食事にシラカバのジュースが出された。このシラカバジュースは、ほのかに甘くさわやかな飲料であったため、私はすっかりそのとりこになってしまった。(略)シラカバの樹液は、ロシアばかりでなく、ノルウェーなど北西ヨーロッパの諸国、アングロアメリカ、また隣国の中国や韓国でも採られている。(略)
現在日本で産業としてシラカバジュースを採取しているのは、北海道中川郡美深町(びふかちょう)と岐阜県大野郡丹生川村の二町村である。稚内に近い道北地方にある美深町は、気候的にきびしいところだが、ここではシラカバの樹液が「森の雫(しずく)」というブランド名で商品化されている。(略)長野県内でも川上村・八千穂村・秋山郷など各地で採取しているが、なかなか美味であった。」と記述。
 ロシアのシラカバジュースの値段は、日本の110分の1程度とか。その値段だと私などは水がわりに飲んでしまいそう。
 それと同文献に「なお現在シラカバ材が大量に用いられているのはアイスクリームのバーがある。材質が白く、木質が軟らかなために使われている。しかし、その利用にも限度があり、林業にとってシラカバは有用な材になっていないのが現状である。」とあります。
 確かにアイスクリームのバーは白いですね。子供の頃、アイスクリームを食べ終わってもバーだけをずーっとかみしめていたことが何回かありました。
 材質に狂いがあるようで一般的にシラカバはあまり有効利用されていません。私が今の事務所を購入したとき脇にシラカバが数本ありましたが、「平地のシラカバは虫がたかるので良くない」と言われ抜いたことも。
 材木にするよりも何かにちょっと利用されるのが性に合っているのかもしれません。
 それにしてもこういった高原で飲むシラカバジュースは格別でしょうね。
引用参考文献:市川健夫著「信州学大全」729〜731p信濃毎日新聞社、戸隠村誌(合併30周年記念)

この記事へのコメント
Re:シラカバジュース by モリノブ

 シラカバジュースとは凄いですね。樹液=飲むという発想がユニークです。シラカバは見た感じが寒いところで、おしゃれな印象があります。アイスクリームは大好きですが、今度じっくり見てみます。
 今年は紅葉がさっぱり駄目みたいです。ようやく寒さが近づいていますが、我が家の紅葉は初めて枯れず(いつも虫に食われていました)に残って冬を迎えるのに残念です。
 

モリノブ様 by 内藤

今年、松茸が大不作で業者の方が困っていると聞きました。夏の異常な暑さは松茸にもこたえたようです。案外、紅葉と関係があるのかもしれません。

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