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2007年10月20日 主穀作物

 小川村から、この辺の紅葉はまだのようです。

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 先日、一番下の息子(四男)に寝る前の絵本(桃太郎)を読んであげていたとき、「きびだんご」をあげるシーンがあり、ふと考えてしまいました。
 「きびだんご」とは?きびを使った団子でしょうか。なんで「おにぎり」でなかったんだろうと。どうでもいいことですが。
 文献によると「しかし五穀という言葉に示されるように、アワ・キビ・ヒエなどは、江戸時代までは全国的に主要作物で、とくに畑作においては重要な作物であった。(略)
桃太郎の黍(きび)団子の昔話に示されるように、かつてキビを用いた調理は御馳走(ごちそう)であった。現在でも中国では高梁(こうりゃん・日本では高黍)が、華北や東北地方(旧満州)の主要作物になっている。またインドの乾燥地域においてはシコクビエ(クラッカン)が大量に作られている。ところが、アメリカではソルガム(高黍)は、トウモロコシに次ぐ飼料作物として、中西部のコーンベルトの農村で広く栽培されている。
アワも世界的にみると、重要作物である。中国では粥(かゆ)にはアワが最高とされているし、アフリカ諸国では、アワは主食になっている国が多い。(略)
雑穀の中でもアワ・キビが、とくに重要視されたのは、米と同様にモチ(糯)とウルチ(粳)の区別があるためである。後述するように糯米(もちごめ)は晴の食として重要だが、モチアワ・モチコキビは、糯米の代替品として用いられた。またウルチのアワとキビは、粒食(飯)として食べたが、大麦・裸麦を入れた麦飯より美味であった。」と記述。
 百科事典ウィキペディアにもシコクビエの下記説明があります。
「米食が普及する以前には、日本各地で栽培されていたと考えられているが、現在の日本では四国や中部地方の山間地域など、わずかな地域でしか栽培が確認されていない。日本では粉に挽いておねりや団子として食べられたことが多かったが、粥にして粒食することもあった。」

 昔の主食は米に五穀といわれる麦、アワ、キビを混ぜていたようです。餅米で団子を作るのではなくアワやキビで作るのが当たり前だったのでしょう。
 私の三男(小五)は小麦粉アレルギーのためパン、うどん、ラーメン等は食べられません。その代わり米粉やホワイトソルガムで家内が作ったパンやビーフン・フォー(ベトナム)の麺類を食べています。フォーにしても最近の製品は臭みも少なくなり食べやすくなりました。それに五穀米や雑穀ご飯にしても特有のにおいやかたさは慣れると特に気になりませんし。
 ただ、三男にしてみれば味よりも人と違うことに何か抵抗があるようです。平均的なことにあこがれを持っているのかもしれませんが。
 何でも欧米化ではなく、日本の昔のものが見直されるのはいいことでしょう。
 桃太郎が猿に与えたキビダンゴは案外おいしかったように思ってしまいます。だから鬼ヶ島の戦いについていったのでしょうね。
引用参考文献:市川健夫著「信州学大全」704P706P信濃毎日新聞社

この記事へのコメント
Re:主穀作物 by ルン

そもそも、「きびだんご」 というコトバ自体の持つ響きがステキですね。
小さな頃に読んでいた絵本のモモ太郎は、腰につけた巾着のようなものからきびだんごを取り出していました。

当時、岡山出張の多かった父が、よく廣榮堂 のきびだんごをオミヤゲに買ってきてくれました。
ですので、きびだんごと言えばこの廣榮堂の味だと、かなり長いあいだ思い込んでいました。

いつか本物のきびだんごを食べてみたいものです・・・・

ルン様 by 内藤

子供の絵本にきびだんごという言葉が残っているのがとてもいいなと感じました。人によってはおにぎりに代えていたかもしれないからです。キビにもいろいろ種類があるので驚きました。

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