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2007年11月13日 お菜の種類

 中条村御山里(11/12撮影)から。この村ではもうすぐ「お菜とりツアー」が開催(11/22〜)されます。これは漬物用の野沢菜を収穫して持ち帰る催しで、好評なこともあり昨年は600組もきたそうです。年々来場者が増えているようで、平成元年から続いているユニークなツアーです。
 ここら辺から見る北アルプスは絶景なためか写真を写しに来る人もいるほど。ただ、午前中でないと逆光になってしまうでしょうけど。
中条村お菜取りツアー
http://www.mtlabs.co.jp/shinshu/event/nozawana.htm

20071112-2.jpg

 ところで長野県には野沢菜だけでなくいろいろなお菜があります。
 文献(信州学ノート)によると「信州のお葉漬は野沢菜が有名だが、稲核菜(いねこきな・安曇村稲核の原産)、木曽菜(木曽福島町の原産)、末川蕪(開田村末川の原産)、王滝蕪(王滝村の原産)、諏訪紅蕪(茅野市永明の原産)、羽広菜(伊那市羽広の原産)、源助菜(愛知県の井上源助が明治末期に育成した漬菜で下伊那地方で栽培)、保平蕪(奈川村保平の原産)、清内路蕪(清内路村の原産)、神代菜(川上村の原産)など多彩である。しかし、秋山郷のカンノ(焼畑の意)蕪のように消滅したものもある。」と紹介。
 地域の地菜(じな)と呼ばれるお菜は、漬物にして食べ続けられてきました。ちょうどこれから漬物のシーズン。でも最近、漬物をする人が減っているそうですから何かさみしいですね。作るほうはたいへんでしょうけど。
 それに私の好きな「辛みダイコン」や「ねずみ大根」をすり下ろしてサンマと一緒に食べたり、すり下ろしたダイコンと鰹節を混ぜてヒーフー言いながら食べるのもいい季節です。
 ちなみに同文献に[信州の辛味ダイコンは有名で、芭蕉の「更科紀行」にも書かれているが、下條村の親田大根はその最たるものである。下ろしてから10分経つと辛味が最高になる。]とありますから芭蕉はあまりに辛くて驚いたのでしょう。
更科紀行「身にしみて 大根辛し 秋の風」

 長野県人の長寿性はお菜やダイコンのおかげかもしれませんね。
稲核菜(いねこきな)
http://nipponsyokuiku.net/syokuzai/data/054.html
木曽赤かぶ
http://nipponsyokuiku.net/syokuzai/data/053.html
ねずみ大根
http://nipponsyokuiku.net/syokuzai/data/055.html
引用参考文献:市川健夫著「信州学ノート」88p,89p(財)信濃教育会出版部

この記事へのコメント
Re:お菜の種類 by ルン

色々と珍しい野菜を教えて頂きありがとうございました。
「ねずみ大根ってナンジャラホイ?」 と思って見てみると・・・
本当にネズミのような形で、思わずフフッと笑ってしまいました。
あと、辛み大根というのも知りませんでしたし(ちょっとニガテかも・・)
野沢菜が1メートルを越すほど大きいという事も驚きでした。

野菜の世界というのも、なかなか面白いものですね♪

Re:お菜の種類 by モリノブ

身にしみて 大根辛し 秋の風 
 いかにもご飯がおいしそうですね。
野沢菜は大好きですが、赤かぶはよくわかりません。でも山国らしさを感じます。味噌なども色々ありそうですね。

ルン様Re:お菜の種類 by 内藤

辛み大根は、時間が経つと泣くくらいからいです。芭蕉も食べて泣いたかもしれません。今の時期、だいこんは料理するのにいい季節でしょうか。料理したことがないのでわかりませんが・・・。

モリノブ様Re:お菜の種類 by 内藤

長野では赤カブをよく見ます。ただ、その割にはカブ料理は少ないような気がします。野沢菜は漬物だけでなく、煮たり焼いたり料理方法は豊富です。父も含めて昔の人はよく「菜っ葉で育った」と言いますので野菜には困らなかったようです。

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