社長ブログ

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2007年11月18日 裁判員制度

 山ノ内町夜間瀬(よませ)から写した風景(11/17撮影)。午前中は澄み渡っていました。雪もうっすらと。

20071118-1.jpg

 昨日の土曜日は午前中仕事、午後は中野市で開催される裁判員制度フォーラムに長男・家内と一緒に参加。長男はまだ中3ですが、今裁判員制度を勉強しているため出てみたいとのことで。
 最後に長男が質問するので、何を聞くのだろうとちょっとはらはら。
 裁判所の説明はわかりやすかったほか、司会者の声や話し方がうまいなと感心してました。
 フォーラムの後半は模擬裁判や評議で、ある被告が有罪か無罪かを決めることに。模擬とはいえ意外と悩みました。投票の結果、わずかな差で有罪。もし私が無罪に入れていたら同数の状況。それだけに裁判員の判断の難しさを感じました。

 裁判所の説明では長野県の必要裁判員候補者数はおよそ5000人(年間)、裁判員候補者に選ばれる確率は350人に1人、裁判員・補充員に選ばれる確率は4400人に1人、20歳から69歳までの50年間に裁判員に選ばれる割合は80人から90人に1人

 今後50年間で裁判員に選ばれる確率は一生に一度あるかないかという感じでしょう。
 このフォーラムに行く前は何回かあるのかなというイメージでした。案外、こういったフォーラムは参加してはじめて状況が把握できるのかもしれません。
 長男はたいへん満足したようですし、親にとっても勉強になった一日でした。

 私の師匠はある殺人事件の被告(後に死刑)の家族を長年(相談相手)にわたり支えていました。その家族の話を私も何回か聞く機会があり、最初知ったときは衝撃的でした。師匠から事件のあらましや被告の精神的な移り変わりの話を聞いたことは今でもよくおぼえています。
 その後、息子さんと資格試験について何回か話し合ったこと(約17年前)も今となっては懐かしさすら感じます。
 師匠から「これ読んでみなさい」と言われて書類を読んでいたらしだいにぶるぶると震えがきて。こんな経験をしたことは今までにこれ一度だけ。当時、映像でなく文章でも人を震えさせることができることを知りました。
 裁判員制度は殺人、強盗致傷、放火等凶悪犯を対象としたものであり、裁判員になると悲惨な事件の詳細を知ることになります。そうしたら知ったときのショックはたいへんなものでしょう。その辺をフォーラムで質問しましたら、「詳細な書類や写真を開示することは避けるかもしれない。ただ、その辺は検討中」とのこと。
 裁判員制度はまだまだ先と思っていたらもうすぐ(2009)。時代はいつのまにか新しい裁判に踏み込もうとしています。
参考サイト
長野地方裁判所・家庭裁判所・長野県内の簡易裁判所
http://www.courts.go.jp/nagano/about/koho/05_11_20_foram_kaitou.html

この記事へのコメント
Re:裁判員制度 by モリノブ

見とれてしまう風景です。裁判員制度は、日本では大丈夫かなと不安はありますね。私はもともと弁護士になりたかったので、すごく興味があります。今もときどき将棋の稽古で弁護士の方にお会いするのですが、「ドラマのようなことはなくて、きわめて事務的ですよ」というようなお話を聞きます。今なら裁判に関わるのはイヤですね。つらいことを体験しそうなので。

モリノブ様Re:裁判員制度 by 内藤

裁判員になる確立は非常に少ないのでちょっとほっとしました。何でも欧米化になるのは時代の流れでしょうか。先生が弁護士になりたかったというのは驚きです。

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