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2008年02月01日 一茶の生涯7

 表参道ヒルズ(東京・2007/2/28撮影)のようす。この通りはクリスマス時のイルミネーションが最高でしょう。ふと長野へ帰る前(平成5年12月)に立ち寄ったのを思い出しました。

20080201-1.jpg

 やっと一茶シリーズの再開へ。待ちに待った人が3人ほどいるかもしれません。
 西国旅行から江戸に帰った一茶は、文献(一茶の生涯と文学)によると「房総地方の門人・知友をまわって俳句を指導し生活をささえました。四十代後半の作風は、特に『一茶調』といわれ、弱者や小動物への愛情、自らの境遇をよむ個性的なものになっていきました。」とあります。
 房総地方の千葉県には門人や知人が多く、銚子市、佐原市、成田市、松戸市、佐倉市、木更津市、富津市、南房総市千倉町など数えただけでも30人くらい。南房総の富津市や千倉町まで足をのばしていました。
 そういえば南房総は私の師匠の別荘(勝浦市)があったところで私も何回か行きました。
 朝市で買ってきたワタリガニの味噌汁を作って師匠と食べたことは懐かしい想い出、確かあのときのカニは活きがよすぎてかわいそうなくらいでした。
 それに270度開いたような海が印象的。今でしたら東京湾横断道路がありますし、行くのはだいぶ楽でしょう。
 ところで一茶は下記のとおり動物や虫の俳句を数多く作っています。
一茶俳句ベスト5(下記文献から引用)
<動物>
第1位:猫
第2位:鹿
第3位:犬
第4位:馬
第5位:さる
 それぞれグラフから推定ですが1位は300句、4位200句、5位50句程度。おそらく猫を飼っていたのでしょう。
<虫>
第1位:蝶
第2位:蛍
第3位:蚊
第4位:蝉
第5位:きりぎりす
 同じように推定ですが1位は370句、3位200句、5位120句程度。
一茶「天人の気どりの蝶や花御堂」
 それと一茶は蛙(カエル)の句を268も残しています。
一茶「痩蛙(やせがえる)まけるな一茶是に有」
一茶「ゆうぜんとして山を見る蛙かな」
 子供の頃の体験が活きていたのでしょう。きっと。
引用参考文献:矢羽勝幸監修「一茶の生涯と文学」27p,91p,92p一茶記念館

この記事へのコメント
Re:一茶の生涯7 by モリノブ

 負けるな一茶の句は、いつもカエルを見るたび思いだします。門人がいて渡り歩く・・昔の将棋指しもそうだったと思います。歩く旅はいいですね。一茶という人は、かなり楽しい人だったように見えます。

モリノブ様Re:一茶の生涯7 by 内藤

一茶の日記を読みますと愚痴、不平不満、性生活、楽しいことなどがせつららに書かれています。案外、俳句だけでなく日記のほうが一茶の人間味がわかっていいのかもしれません。

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