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2010年02月27日 地積と地籍の違い

戸隠連峰のようす(2008/12)。戸隠に来ると必ずといっていいほどここに来てしまいます。当日は動物の足跡が印象的でした。

20100227-1.jpg

 土地の面積を"地積"といいますが、地籍図や国土調査による地籍調査にいう"地籍"もあります。地積と地籍はどこが違うのだろうと思われた方がいると思います。文字変換で地積を地籍と変換してしまったことは、不動産業界の方でしたら一度はあるかと。
 文献(Q&A表示に関する登記の実務)には、
”「地積」とは1筆の土地の広さを示す面積のことで,所在,地番,地目と同様に,土地を特定するための要素の一つであり,「地籍」とは一筆地の所在地・地目・地番・地積・形状・境界及び所有者名など一筆地についての情報のことである。"と記述。

 ちょっと調べましたらサイトで詳細に紹介されてました。これで完璧でしょう。
岩手県大槌町
http://www.town.otsuchi.iwate.jp/section/nourin/kokutyou.htm
「国土調査は、国土の開発及び保全並びにその利用の高度化に資するとともに、あわせて地籍の明確化の図るため、国土の実態を科学的且つ総合的に調査することを目的として実施されています。    
<国土調査法第1条引用>   
 地籍調査は、国土調査のなかの1つの調査で、一筆ごとの土地についてその所有者・地番・地目を調査するとともに、境界の確認・測量、面積の測定を行い、現況にあった正確な地図(地籍図)及び台帳(地籍簿)を作成する調査です。
 ※「一筆」 土地の所有権等の公示をするために、人為的に分けた区画のことです。登記所では一筆ごとに登記がなされ、土地取引の単位となっています。
 ※「地籍」 一筆ごとの特徴実態(地番・地目・面積・所有者・権利関係)を記録したもので、人の戸籍にあたるものです。
 地籍調査により作成された地籍図と地籍簿は、土地の境界・面積・形状などを正確に示したもので、個人の土地取引から公的機関による地域の整備・開発まで、およそ土地に関する行為のための基礎データとなるものです。
 地籍簿が登記所に送付されると、登記官の職権により土地登記簿の記載が改められます。また、地籍図は現在使用されている公図に替わり登記所に備え付けられます。
 ※「地籍簿」 土地の所在、地番、地目、地籍・所有者住所・氏名等を記載した簿冊、
 ※「地籍図」 土地の境界及び地番等を記載した地図」

 下記サイトでは都道府県別の地籍調査進捗率・着手率状況が公表されています。
 長野県の場合、軽井沢町、東御市、立科町、下條村などでは既に完了してしまっている市町村があるかと思えば、着手率0%(H20年度当初)の市町村が、岡谷市、駒ヶ根市、下諏訪町、小谷村、麻績村など結構多いのには驚きました。
 地籍調査の結果、”山林面積が半分になってしまった”、”宅地面積が増えた”という話はよく聞きます。固定資産税がかかるため、宅地面積が増えたからといって登記面積はそのままのことが多いでしょう。不動産調査においては地籍調査の進捗状況を確認する必要がありそうです。
国土交通省土地・水資源局国土調査課
http://tochi.mlit.go.jp/tockok/inspect/circumstancemap/land_map.html

引用文献:編集代表荒堀稔穂、中村隆・中込敏久監修「Q&A表示に関する登記の実務」29p日本加除出版

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