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2010年05月03日 ヘボン式ローマ字

白馬村から
北アルプスがとてもいい感じで。

20100503-1.jpg

 5月に中国へ行くので4月上旬にパスポート申請をしました。前のパスポートが期限切れでしたので、新たに戸籍を取得し、写真も自分で撮って行きましたら、写真がアウトとのこと。ほんの微妙に影があるからとか。再度、撮り直し、今度はセーフで一安心。
ただ、
担当係”内藤=NAITOでいいですね。NAITOHやNAITOUではありませんね?”
私”うーん・・・そうですね。前もそうでしたから、それでいいはずです。”
担当係”それではしばらくお待ちください。”

 それで待っている間にふと注意書きを見てましたら、
”ヘボン式ローマ字で記入してください”
 普通のローマ字とヘボン式ローマ字はどこが違うのだろうかと思いつつ。それに、ヘボンは確か江戸幕末の生麦事件で治療にあたった医師のヘボンではないかと思い、事務所に帰り調べましたら、やはりそうでした。

1 ヘボン式ローマ字一覧表
 下記サイトに”さいとう=SAITO”
 http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/hebon/index.html
 下記サイトも”太郎=TARO"
 http://www.japannet.jp/ca/procedure/apply/hebon.pdf
 としてました。ですからNAITOHやNAITOUはヘボン式ではないようです。
 場所によって、非ヘボン式ローマ字氏名表記等申出書様式があるくらいですから全国どこでも統一というわけではなさそうです。
 http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/download/index.html
 でもヘボン式に適合していればパスポート担当係の人も再確認しなくてもいいのではと改めて思いました。
 
2 ヘボン医師
 百科事典ウィキペディア(2010.4.22)によると
”(略)マーシャルとクラークも深手を負い、ボロデール夫人に、「あなたを助けることができないから、ただ馬をとばして逃げなさい」と叫んだ。夫人も一撃を受けていたが、帽子と髪の一部がとばされただけで、無傷だった。マーシャルとクラークは、血を流しながらも馬をとばし、神奈川のアメリカ領事館(本覚寺)へ駆け込んで助けを求め、ヘボン博士の手当を受けることになった。無傷のボロデール夫人が、まっさきに横浜の居留地へ駆け戻り、救援を訴えた。”と記述。
 子安の海岸沿いを逃げたと吉村昭氏の小説「生麦事件」にありました。生麦事件碑から本覚寺まで測ってみれば約4.4km(道路距離)。当時、ヘボンは領事官付医師であったため直ぐに治療に当たったようです。
 アメリカ出身のヘボンはヘボン式ローマ字を考案、日本最初の和英辞典を編さんしたほか、明治学院大学やフェリス女学院の実質的創設者として知られています。
 そういえば横浜の事務所にいた頃、よく子安駅(法務局関係)で乗り換えたなーと感慨深げに思い出しました。あの頃、それほど歴史に興味がなかったので史跡にも立ち寄りませんでした。人間の興味にも年代枠があるのでしょうか。
参考文献:吉村昭著「生麦事件(上)」新潮文庫

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