社長ブログ

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2010年06月07日 中国旅行3

 大連労働公園より
 この公園も当初、ロシア人が造ったそうです。
 公園内に模型の巨大サッカーボールがあります。大連のサッカーチームは中国で最も強いとか。そういえば日本代表チームと中国代表チームの対戦(2010年2月6日)は引き分けでがっかりしました。もう中国と引き分け?
大連・ロマンチックの都市
http://www.dlachikochi.com/view.php?id=210

20100606-2.jpg

 師匠は文献(幻の国策会社 東洋拓殖)に一風変わった担保貸付を紹介しています。
「朝鮮独特の籾担保貸付
 生産物担保貸付のうち籾担保貸付、とりわけ野積み籾担保貸付は、その担保取得の方法等からして内地では全く考えられない朝鮮独得の東拓だけが行い得た貸付であった。
 朝鮮は湿度低く、かつ冬期の気温も低く、籾を戸外に野積みしても変質・虫害のおそれが無かった。
 米穀流通機構が整備されておらず、米価は日本市場相場を基準として運賃諸掛り、精玄費・歩留まり・玄米等級格差等を勘案して、米移出港に所在する取引市場において価格が決定された。
 収穫時には供給が過剰になるので米価の市場相場は低くなる。また移出港にある精米工場に一時に籾が殺到すると精米処理ができなくなるので、いきおい生産農家(地主)の庭先に、相当量の籾が野積みされることになる。
 春、解氷を待ち、船で河口の移出港に出荷販売する時まで、これを担保として東拓は貸付を行った。野積みの方法はピラミッド型に積み上げる。一つのピラミッドが500俵(30トン)に及ぶものもある。この鑑定は数量と品種品質を査定し、庭先籾単価を決め、鑑定評価額を決定し、掛目を乗じて貸出額を決定する。
 担保取得の方法はその野積みを東拓に譲渡させ、東拓所有を明示する方法、たとえば立て札をたてさせ火災保険を付して、三ヶ月程度の期間の定期貸付を行うものであった。
 これは一見、誠に危険な貸付と今の人は思うかもしれないが、この貸出で回収不能になったことは皆無であった。債務者はわずかの利息を払うことにより籾を高価に売ることができ、かつ利益を得ることができる。」

 これは今でいう動産担保に当たります。
 最近、動産担保のニュースをよく耳にするようになりました。それだけ需要が増えている証拠でしょう。
朝日新聞トピックス(担保は米・リンゴ・牛)
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY200909090432.html
日本政策金融公庫(米を担保に長期資金)
http://www.c.jfc.go.jp/jpn/topics/zaiko060516.html
 金融庁の「平成20年度における地域密着型金融の取組み状況について ”堝飴挫簡檗Ω朕擁歉擇鵬疆戮飽預犬靴覆ね算馘への取組み」によると
動産担保件数はH17年27件(47億円)だったのが、H20年1387件(585億円)にまで達しています。詳細は下記サイト(3p)で。
金融庁:http://www.fsa.go.jp/news/21/ginkou/20090708-3/01.pdf
 下記サイトによると、これまで「醤油、おかき、牛、豚、日本酒、輸入ワイン、工作機械、商業用トラック、子供服、仏壇、ぬいぐるみ等」が担保となってるとか。
大和総研ホールディングス
http://www.dir.co.jp/publicity/column/090929.html
 世の中、目に見えないところで移り変わっています。
<文献>
大河内一雄著「幻の国策会社 東洋拓殖」93p,94p日本経済新聞社

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