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2010年07月31日 水道歴史館から(続)

 前回に引き続き水道歴史館から。写真は鋳鉄管の展示物のようす。
 一番大きいのは2900mm=2.9m、二番目は2200mm=2.2m、三番目は1800mm=1.8m(写真の数値表示は私がしたものです)
説明書きには
「この口径2900mmの管は、鋳鉄(ちゅうてつ)製の水道管のなかでは日本最大のものであり、羽村取水堰から村山・山口貯水池までの導水管に使用されている。」とあります。
 これだけ大きいと製造はもちろんのこと、運搬、設置もたいへんでしょう。
 世界にほこる日本の鋳鉄管技術のすばらしさを実感しました。
羽村取水堰
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%BD%E6%9D%91%E5%8F%96%E6%B0%B4%E5%A0%B0

20100731-1.jpg

 下記サイトには大正博覧会(大正3年、東京・上野公園)で金賞を受けた久保田鉄工所製60インチ鋳鉄管の写真が写っています。
 60インチ≒1.5mですから当時とすれば画期的な出来事だったのでしょう。
鋳鉄管からダクタイル鉄管へ
http://www.jdpa.gr.jp/cyutetsukara_2.html

 先日、ある既成住宅地域内の水道給水管を見ましたら石綿アスベスト管(ACP)だらけでした。
 配管図ですとACPだけですから、こういうとき管種記号を知ってると役に立ちます。
ダクタイル鋳鉄管=DIP 鋳鉄管=CIP ステンレス鋼管=SSP ポリエチレン管=PP 亜鉛メッキ鋼管=GP 硬質塩化ビニール管=VP 耐衝撃性硬質塩化ビニール管=HIVP ポリブデン管=PBP(長野市水道局給水装置工事施工基準の管種記号)
 実務上、ダクタイル(ductile)鋳鉄管=DCIPと表示することも。
 現在、製造禁止となっている石綿アスベスト管ですが、まだまだ使われている家が多いようです。
 ちなみに長野市水道局給水装置工事施工基準第15は下記のとおり規定しています。ただ、平成15年時のものなので改正されていたらすいません。この書籍、高価で買い直していないので。
(5)公道分に布設する給水管の管種は次のとおりとする。(略)
使用管種:口径20mm〜30mmポリエチレン管
使用管種:口径50mm鋼管又はポリエチレン管
使用管種:口径75mm以上鋳鉄管
 水道の事を知っているようで案外知らない事のほうが多い気がします。
<文献>
平成15年度給水装置・排水設備工事指針(長野市水道局)

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