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2011年07月14日 ゼロ戦墓地

 兵庫県宝塚市の零戦墓地から。
 6月2日宝塚市にお住まいの将棋棋士森信雄先生と奥様にお会いできました。先生とは4年前の森一門祝賀会でお目にかかって以来でしたから4年振りになります。尊敬する先生と話をさせていただき感激しました。
 奥様は初対面でしたが、たまに見るブログ(ルンルン)どおりの素敵な方でした。
 当日、ゼロ線墓地までご案内いただき、とても楽しい一日を過ごしました。ありがとうございました。
 ゼロ戦墓地で言わなければいいのに
「吉村昭の小説『零式戦闘機』に、当時出来上がったゼロ戦を牛車で運ぶことが書かれています。世界最新鋭機を牛車で運ぶというアンバランスに驚きました。」と自慢げにしゃべってしまいました。よせばいいのに、つい。

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 清荒神(きよしこうじん)駅を通りがてら、漫画「聖(さとし)」を思い出し、村山聖(さとし)八段もここをよく通られたのだなと思い、感慨深くしばらく眺めていました。
 村山聖八段は、小さい頃、病気のため病院内の院内小学校へ通い、そこで父から教わった将棋に生きる希望(名人になること)を見いだします。プロ棋士養成機関の奨励会に入り、師匠森先生の元(住み込み)で修行を積み、名人挑戦者の前提となるA級八段(1995年)へ昇進します。
 そして1998年29歳の若さで亡くなってしまいます。当時、この訃報を知った時は、ショックでショックで。あの若さで、どうして。

 たまに彼の残した棋譜(「村山聖名局譜」羽生善治・先崎学/著)を将棋盤で並べることがあります。対大山永世名人戦では、圧倒的な力強さが印象的でした。
 この本の中で、羽生善治氏がまえがきでこう紹介しています。
「読者のみなさんには盤に棋譜を並べていただいて、彼の息吹や情念を感じてもらえればとてもうれしい。」
 確かに並べると彼の息づかいが感じられ、テクニックではない情熱のような手も。
 また、先崎学氏はまえがきで
「理知にあふれた序盤。そして悪くなってからの相手を幻惑させるような怪しげな終盤。このデジタルとアナログの両極が、彼の将棋の一大特徴であり、その矛盾には、なにか村山という人間の生き方、人生観が投影されているような気にさせる。」と紹介。
 ゼロ戦(デジタル)を牛車(アナログ)で運ぶような感覚でしょうか。
 森先生もそうですが、デジタルとアナログを併せ持っている人にとても魅力を感じます。

森信雄の日々あれこれ(ブログ6月2日)
http://morinobu27.blog.so-net.ne.jp/#%E6%97%A5%E3%80%85%E3%81%82%E3%82%8C%E3%81%93%E3%82%8C%E6%97%A5%E8%A8%98
ルンルンブログ
http://blog.goo.ne.jp/moritobio33/e/1bb2296298533eaab1d9d389839726d0#comment-list
<引用文献>
羽生善治・先崎学著「村山聖名局譜」日本将棋連盟
山本おさむ著、森信雄監修、「聖(さとし)-天才・羽生が恐れた男-」全9巻、小学館

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