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2006年02月28日 特殊車両と工場財団

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飯山市郊外、特殊車両による除雪(H18/1/13撮影)のようす。1月は雪のひどい状況でしたが2月になってだいぶ収まりました。3月はもう降らないで欲しいものです。
 こういった特殊車両は地震、水害及び大雪の災害時に大活躍。ただ、わたしの実家にもブルトーザー1台ありますが、オイルや部品等維持費用はけっこうかかります。
 ところで、規模の大きい工場は不動産だけでなく、工作物や機械器具類も担保とする工場財団を組成していることがあります。
工場抵当法第11条では工場財団の対象とするものを下記のとおり規定。
1 土地、建物
2 機械、器具、電柱、電線等
3 地上権
4 賃貸人の承諾ある物の賃借権
5 工業所有権
6 ダム使用権
 実務上、工場財団の組成物件は1及び2がほとんど。工場財団目録は法務局に備え付けられていて閲覧可能。この目録には土地(所在・地番)、建物(所在・家屋番号)、工作物(所在の土地・種類・構造・面積又は延長)が記載されているほか、機械器具のある場合は種類・構造・箇数延長・製作者の名称・製造年月・財産番号・その他・配置図番号・予備欄が記載。具体的な表示として「工作物」には駐車場工事、ガス配管工事、水槽工事一式、ピット工事一式、「機械器具」には特殊車両、旋盤、油圧ユニット、天井式クレーンなど。土地建物にはない項目だけにいろいろな工事費用や機械器具があって変わっています。
 ところで、こういった工場財団を調査する場合の留意事項は、その組成物件の内容です。建物は取り壊し、増築及び新築した場合、工場財団目録の変更登記をしなければならず、機械を更新した場合、機械器具目録(図面類含)も同様。財団を組成している機械器具類は大工場ですと何百と数が多く、それこそ毎年更新しなければならないようなこともありますので物件の管理は意外と大変。小規模な機械器具類は、あるのかないのかわからないことや多すぎてわけのわからないような機械器具類図面も存在します。
 機械器具類を評価するとき、最も重要なポイントは遊休化の程度であり、たとえ購入年月日が新しくても現在の状況(形式・精度等)に対応していなければ無価値なこともあります。例えば、昔、工場でよく使ったフロン関係の機械は、製造禁止の影響もあって一夜にして無価値に。
参考文献:香川保一編「不動産登記実務総覧」テイハン

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