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2011年09月17日 大谷崩

 大谷崩(おおやくずれ)のようす。
 2年ほど前に存在を知って以来、見たかった場所。当日は、ちょうど晴れていてラッキーな一日でした。現地は石だらけで底知れない土砂量に不気味さを感じました。
大谷崩れ(百科事典ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%B0%B7%E5%B4%A9
古地理調査(大谷崩)
http://www1.gsi.go.jp/geowww/paleogeography/create.php?report=kano&data=3-t-9

 数日前の大雨の影響で近くある道路のガードレールの上まで石が押し寄せていました。
 大谷崩れのある大谷川は、安倍川に注ぎます。下記サイトによると安倍川上流では、過去に水害による被害が数多く発生しています。大谷崩近くではいまだに山腹工の工事が行われています。
大谷山腹工
http://www.cbr.mlit.go.jp/kawatomizu/2-e/0201.htm
静岡河川事務所
http://www.cbr.mlit.go.jp/shizukawa/02_sabo/02_abesabo/rekishi.html

20110917-1.jpg

 大谷崩れは、鳶山崩れ[とんびやまくずれ](富山県)や稗田山崩れ[ひえたやまくずれ](長野県小谷村)とともに「日本三大崩れ」と称される大崩壊地です。
 ここは、文豪幸田露伴の娘幸田文が晩年(72歳)に訪れたことで知られています。没後に出された本「崩れ」に「細い沢水のせせらぎに、野生のわさびを見たのはうれしかった。」と述懐しています。
 下記サイトによると野生のわさびは大昔、朝廷に献上(注)されていたとのこと。今でも同じくらい価値があるように思えます。長野県の知人の話によると野生わさびの生えている場所は、人に絶対教えないそうですから。
わさび
http://homepage3.nifty.com/shokubun/wasabi.html
(注)わさびが献上品であったことが古今著聞集(ここんちょもんじゅう)に書かれています。古今著聞集は、鎌倉時代、13世紀前半の人伊賀守橘成季によって編纂された世俗説話集(百科事典ウィキペディアの記述による)。
<引用文献> 
幸田文「崩れ」10p、講談社文庫

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