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2015年12月11日 電気柵

写真は神社の前に設置してあった電気柵(矢印は棚線)。
効き目のありそうな電流が流れていることでしょう。

20151210-1.jpg

電気柵を設置する場合、棚線や段数に一定の基準があります。
例えば文献(野生鳥獣被害防止マニュアル)によると

棚線の高さは20cm刻みに
・イノシシやシカが感電するのは鼻先だけ!
・イノシシやシカの外皮はほとんど電気を通さない!
・最下段の電線は、イノシシの鼻の位置(地上20cm程度)にくるように!

・鼻は臭いをかぐだけでなく、土を掘る、障害物を動かす時にも使う。
※イノシシは50〜60kgの重さを持ち上げ押し動かすことが出来る。
・イノシシの鼻先は敏感で電気刺激には弱い。

になっています。

また、文献(京都府)によると
●イノシシ対策
棚線を2段もしくは3段
棚線間隔20cm
●ニホンジカ対策
棚線を5段以上(跳び越えを想定し、あらかじめ2m以上の支柱を用意しておく)

 冒頭の写真は五段の棚線がありますのでシカ対策であることがわかります。
 同マニュアルに「シカは助走せずに1.5m以上の障害物を跳び越える。」とあります。
 百科事典ウィキペディアによると人間の垂直跳びは陸上選手(短距離)で73.2cm(平均測定値)だそうですからシカにはかないませんね。
 昔、仕事先で地元の人から「柵を跳び越えたイノシシが畑の作物を腹一杯食べすぎて柵を跳び越えられずにうろうろしていた」と言われたことをふと思い出しました。
<引用文献>
鳥獣被害対策基盤支援委員会・農林水産省生産局監修「野生鳥獣被害防止マニュアル−イノシシ・シカ・サル実践編」平成26年3月
京都府「4,一般的な防除柵の特徴と設置上の留意点 4-3電気柵(棚線型)」p.28
百科事典ウィキペディア「垂直跳び」

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