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2006年03月16日 飯山炭田

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飯山市市街地の千曲川内(H18/3/15撮影)、ブログ(H18/1/5)でも紹介した河川敷内の雪捨場の状況、だいぶ雪解けが進んでいます。
 ところで、飯山市に昔、飯山炭田と呼ばれた地方があり、亜炭が多く産出されました。
 飯山市誌によれば「飯山盆地周辺には富倉地域を中心に多くの亜炭層が分布している。・・・・亜炭は、その名のとおり石炭に次ぐもので、水分が多く、発熱量も4000〜4500cal前後で低い。色は黒褐色で、感想させると木質部がまくれあがってくる。燃焼の際は水蒸気を発散させて白煙を出すが、火つきがよいため、昭和30年代の中ごろまでは盛んに採掘され、燃料として利用された。・・・・炭層の厚さはどこでも30cm〜60cm前後と薄く、また、地層の傾斜が急傾斜であることや断層の発達などにより、採炭には苦労が多かった」と記述、太古植物の堆積層みたいな感じでしょうか。この富倉地方(関屋、涌井、大川、硫黄地区含む)は、そばで有名なところ、広範囲に地すべり地帯があり、亜炭層は地質と関連の深いことが知られています。
 良質な石炭や灯油が使われるようになると需要がなくなり、採掘されなくなったのでしょう。わたしが小学生の高学年まで、石炭のストーブでした。前に大川地区の高齢者の方に聞いたら、「その辺だと思うけど、よくわからないよ」と存在そのものも風化しつつあるようです。
 全国に目をむけると下記サイトによれば東海地方特に岐阜県と愛知県は日本でも最大の亜炭の産地とのこと。
日本充てん協会:http://www.juten-jp.com/toukai.htm
 また、飯山市小泉地区の長峰丘陵で1960年〜62年頃、泥炭が採取されていたこともあるようです。同市誌によれば「泥炭は、別名草炭とも呼ばれ、沼沢や低湿地帯に成育していた植物が年々枯渇し、今日まで長い年月をかけて堆積し、半ば炭化したものをいう。泥炭は乾燥させ、主に燃料として用いられるが、発熱量は低く、2500〜4000cal前後である。また、多少の肥料要素も持ち合わせているため土壌に混ぜ合わせ、通気性や保水性を保つために利用される。」と記述。
 サイトによれば岐阜地方では土地改良材として現在も採掘。石炭のほかに亜炭、草炭などいろいろあるものです。
参考文献:飯山市誌
参考サイト:岐阜の地学・よもやま話
追伸
パソコン雑誌「週刊アスキー」3/28月号(330円)にわたしの写真(奥志賀高原の豪雪地帯)が載っています。入選にいま一歩でしたが。

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