社長ブログ

ブログ内検索

2016年08月13日 農地の境界2

前回の続き。
傾斜地の田に斜面の畦畔(けいはん)がある場合、境界がよくわからないことがあります。常に斜面の下とは限らない例を紹介します。

20160813-1.jpg

図1・2は文献(境界確認・鑑定の手引)の抜粋(図7・図8)加工図ですが、下記のように解説されています。
「ハ 高低差のある農地間の畦畔は、傾斜がおおむね15度以上の場合は高地の所属とし(図1)、その他の場合は草刈の線または中央を境界とするのが通例である(図2)。」
図1は畦畔が15度以上、図2は少しゴチャゴチャしていますが畦畔が15度未満を示しています。
 土地価格比準表では利用可能ながけ地(15度未満)と利用不可能ながけ地(15度以上)の基準も15度としています。
 また、下記サイトによると土石流は渓流の勾配が15度以上のところで発生する可能性があるとされています。
 15度はひとつの節目なのかもしれません。
京都府(土砂災害危険箇所・土石流危険渓流とは)
http://www.pref.kyoto.jp/tango/tango-doboku/doshasaigai.html

<引用文献>
北條政郎・伊藤暢康・江口滋・名倉勇一郎「境界確認・鑑定の手引−鑑定事例と裁判事例−」p77,新日本法規
地価調査研究会編著「七次改訂土地価格比準表」(崖地格差率表),p165,住宅新報社

この記事へのコメント

書き込んでいただいたコメントは、管理者の確認後に公開させていただきますので、ご了承下さい。

お名前
E-MAIL(非公開)
URL
タイトル
コメント
  投稿キー    [キー入力]
 
迷惑書き込み防止のために投稿キーを設定しています。
投稿キーはz36tです。上記の「投稿キー」にご記入下さい。