社長ブログ

ブログ内検索

2016年09月02日 浸水想定区域図の大改定

中野市梨久保から。高圧線のラインがいい感じ?です。

20160902-1.jpg

 先月、千曲川の浸水想定区域図が大幅に改定されていることを知りました。平成27年水防法の改正に伴い平成28年5月30日に全国にある大河川の浸水想定区域図がいっせいに新しくなりました。
千曲川・犀川浸水想定区域図
http://www.hrr.mlit.go.jp/chikuma/bousai/shinsui/

 何が大きく変わったか?を下記サイト(信濃川河川事務所)では、
「今回の洪水浸水想定区域の見直しは、平成27年に水防法が改正されたことを受け、従来公表してきた洪水浸水想定区域について、想定最大規模の降雨によるものへ拡充するものです。」と説明しています。
信濃川河川事務所:http://www.hrr.mlit.go.jp/shinano/bousai/hanran/

 簡単にいいますと従前は計画降雨=100年〜200年に1回の豪雨だったのが、最大規模降雨=1,000年以下に1回の豪雨にも対処した図面になっています。
 そのため浸水想定区域の範囲が大幅に拡大しています。例えば従前は千曲川の横でも河川整備によって浸水想定区域外であった所が浸水想定区域に含まれるようになりました。

 また、新たに家屋倒壊危険区域図なども公表されています。
 下記サイト(国土交通省)によると下記のように説明しています。
「さらに、平成27年9月関東・東北豪雨においては、堤防決壊に伴う氾濫流により家屋が倒壊・流出したことや多数の孤立者が発生したことを踏まえ、住民等に対し、堤防の決壊に伴う氾濫流等により家屋の倒壊等のおそれがある区域(家屋倒壊危険区域)を公表することとしています。」
国土交通省(浸水想定区域図・洪水ハザードマップ)
http://www.mlit.go.jp/river/bousai/main/saigai/tisiki/syozaiti/

 下記サイトのPDFファイルでは浸水想定区域の改正についてわかりやすく説明しています。
洪水浸水想定区域図に関するQ&A (京浜河川事務所)
www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/837792.pdf

 私は不動産鑑定評価書、固定資産評価の標準地調書などに「浸水想定区域」や「水害リスク」の記載をしていますが、これからは最大規模降雨にも対処する必要がありそうです。
 浸水想定区域図が公表されると災害の準備、避難計画などが各自治体の防災計画に組み込まれますが、浸水想定区域内だからといって建築規制自体はありません。
 なにか土砂災害防止法の土砂災害警戒区域と似てますね。

この記事へのコメント

書き込んでいただいたコメントは、管理者の確認後に公開させていただきますので、ご了承下さい。

お名前
E-MAIL(非公開)
URL
タイトル
コメント
  投稿キー    [キー入力]
 
迷惑書き込み防止のために投稿キーを設定しています。
投稿キーはqhusです。上記の「投稿キー」にご記入下さい。