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2017年04月19日 高妻山

 戸隠山(九頭龍山)の裏にちょこっと見える白い山は高妻山(標高2,353m)。戸隠富士といわれるほどきれいな山容をしています。

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文献(戸隠村誌)に
「この戸隠山の特異な山容は、古代において『天の岩戸神話』を生み出すなど、信仰の山、神霊の座する山として、古くから崇め恐れられてきた。そして、修験道の高潮期には、この山系一帯が『戸隠修験道場』として国内にその名を馳せたことは、平安時代末期、後白河法皇の著した『梁塵秘抄(りょうじんひしょう)』によっても知られるところである。また、『平家物語』にも、文覚上人もこの地を訪れ修行を行っていると記されている。」
とあります。

 平安末期から鎌倉時代にかけて活躍する文覚(もんがく)は真言宗の僧ですが、源頼朝関係の小説にはよく登場します。
 例えば永井路子氏の小説「北条政子」では、源頼朝の娘(大姫)の遊び相手として描かれています。
文献(戸隠村誌)に
 「戸隠の山に登ると『一不動』および『五地蔵』というあたかも地名のごとき場所に出会う。これは、往時山内にあった三三の神窟、行場の名残である。かつて修験者たちは、それぞれの場所に仏体を安置した。彼らはそれを巡拝することによって、欣求浄土(ごんぐじょうど)の道を求めたのであった。」
とあります。

 高妻山の山頂には、行場の一つ「阿弥陀」があるそうですから恐れ入ります。

<引用文献>
「戸隠村誌 閉村記念(増補版)」p.24,p25,平成16年,戸隠村役場発行
永井路子「北条政子」p.92,p.93,角川文庫
<参考サイト>
高妻山:http://togakushi-21.jp/active/2013/02/post-167.php

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