社長ブログ

ブログ内検索

2017年05月01日 地名〜口

長野市鬼無里(きなさ)より。

20170501-1.jpg

先日、不動産調査をしていたら”田口”という字名がありました。
どこにもある地名ですが、ふと調べたくなりました。

文献(長野県の地名)によると

「口」は出入口を意味し「沢尻」「海尻」のような「尻」と対をなす語で地名にも様々の形が見られます。深く山地へ入りこんだ「洞」でいえば、平地と「洞」が接するあたりが「洞口」で、ここは「洞」への出入には必ず使われます。「坂口」は普通には坂への下り口で、坂を下り終えた所は「坂尻」が多いようです。
「田ノ口」は田の水の取り入れ口、「井ノ口」は灌漑(かんがい)用水路を「井」といい、これへの取水口を、また「井」は井戸にも使われ、水の湧水口などをいうとみられます。
「野口」は文字が示すように「野」への出入口です。(略)なお、「田尻」に対して「田口」「田野口」も処々に見られ、水田地帯への入口とか田の水口(みなくち)から起きた地名とみられます。

何気ない地名でも意味を理解すると地域の理解が進むように感じます。

<引用文献>
松崎岩夫「長野県の地名」pp.351〜352,信濃古代文化研究所

この記事へのコメント

書き込んでいただいたコメントは、管理者の確認後に公開させていただきますので、ご了承下さい。

お名前
E-MAIL(非公開)
URL
タイトル
コメント
  投稿キー    [キー入力]
 
迷惑書き込み防止のために投稿キーを設定しています。
投稿キーはkz8hです。上記の「投稿キー」にご記入下さい。