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2017年05月09日 地名「切掛」

飯綱町より。
ここからの眺めは開放感があって気に入っています。

20170509-1.jpg

 先日、書棚を整理中、奥にあった下記文献(たてしなの地名)をぱらぱら読んでいましたら興味深い記述がありました。
 立科町茂田井(もたい)地区に「切掛」(きっかけ)という字名がありますが、その解説(p.128)についてです。

「切掛」は物事の始まりのことで、茂田井、芦田両村ともに江戸時代から明治五年の地租改正の時の縄打もこの「切掛」から始めている。

 また、立科町芦田地区に「上切掛」「中切掛」「下切掛」の字名があり、同文献(p.35)によると

「切り」は「切り開く」の意味があり、「掛け」は「崖(がけ)」または「かかる」、「始める」などの意味があることから、中尾新田の開拓にとりかかった場所、または崖を切り崩した場所という二つの意味がある。

 検地や地租改正の測量(地字取調帳)を「切掛」の場所から始めていたなんて面白いですね。確かにどこから始めるのにルールがあるとやりやすそうです。「切掛」の意味がよく理解できました。

 短い地名シリーズでしたがこれで終わりです。

 都合によりしばらくブログを休みます。

<引用文献>
立科町教育委員会・文化財保護委員会編「たてしなの地名」p.128,p.35,平成21年発行

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