社長ブログ

ブログ内検索

2006年03月29日 工場立地法

20060329-1.jpg

以前写した発哺(ほっぽ)温泉近くから(H18/2/10撮影)、かすかに北アルプスも見えます?
ちなみに写真と今日のはなしは何の関係がありませんので。
 長野県ホームページでは工場立地法を下記のとおり説明。少々長いですが。
「工場立地法とは工場と、その周辺環境との調和を目的に、一定規模以上の工場(特定工場)に対して、生産施設を敷地の一定割合(業種により15〜40%)以下に制限するとともに、敷地内に一定割合(現在25%)以上の緑地等を設けることを義務付けている法律です。工場立地法施行後(昭和49年6月29日以後)に新設される特定工場は、全て生産施設面積を一定割合以下に抑え、一定割合以上の緑地を整備することが義務付けられています。工場立地法施行前(昭和49年6月28日以前)から設置されている特定工場は、生産施設の更新等の機会に併せて緑地を整備することが義務付けられています。・・・また、特定工場とは、次の業種と規模の要件を満たすものをいいます。
・業種:製造業、電気供給業(水力発電所、地熱発電所を除きます。)、ガス供給業、熱供給業
・規模:敷地面積9,000岼幣紊泙燭老築面積3,000岼幣紂
 要は、敷地内に一定面積の緑地を義務化。たとえば、敷地面積10,000屬棒渋ざ箸旅場を建てる場合、最低限2500(10000屐25%)の緑地を設ける必要があります。この緑地には山林も入るので、取得しようとする土地の裏や横に山林があると企業にとって助かるでしょう。どうしてかと言いますと宅地や法地に芝生や樹木を植えて緑地化すると美しいものの維持管理費用が多額になるからです。芝生を植えたら伸び放題というわけにはいかないでしょうし。この緑地確保の規定のため敷地面積が大きくないと業種によっては工場にならないことさえあります。
 同じようなことが風光明媚な旅館やホテルにも。部屋からみる景色のためには周辺の山林原野が必要。目障りな建物や工作物を建てられないように周辺の土地を買ってしまうことは全国どこにでもある現象ではないでしょうか。
 仕事でかかわったある旅館のまわりに個人所有の保安林が多くあり、旅館の所有者は安心してました。どうしてかと言いますと、この保安林は伐採規定が厳しく、たとえ保安林の所有者が変わっても樹木の伐採ができず家の建つ可能性がゼロに近いからです。
 ただの山林でも立派に役割を果たしているのでしょう。
不動産鑑定士は工場や旅館に隣接する山林評価に悩みます、その理由がおわかりになるでしょうか。
工場立地法:http://www.pref.nagano.jp/syoukou/business/yuuchi/ritti/rittihou.htm

この記事へのコメント

書き込んでいただいたコメントは、管理者の確認後に公開させていただきますので、ご了承下さい。

お名前
E-MAIL(非公開)
URL
タイトル
コメント
  投稿キー    [キー入力]
 
迷惑書き込み防止のために投稿キーを設定しています。
投稿キーはnhekです。上記の「投稿キー」にご記入下さい。