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2006年04月04日 姨捨山と松尾芭蕉

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千曲市や善光寺平を一望できる姨捨山(おばすてやま)の公園から(H18/3/24撮影)、あの松尾芭蕉も近くを訪れています。
今日は俳句のはなし。
<俤(おもかげ)や姥(おば)ひとり泣く月の友>
言わずとしれた更科紀行の名句。
 下記サイトによると「芭蕉が、門人に自信作として語ったと伝えられる芭蕉秀句の中の一句。主題は「姨捨伝説」であり、それを叙情の世界に再構築したもの。姨捨伝説は、若い息子が妻にそそのかされて老母を姨捨山に捨てたが、姨捨山に出る月の美しさに目が覚めて、母を連れ帰ったとするもの。」との説明。
 この旅(江戸−浅間山−姨捨山−洗馬−鳥居峠−岐阜へ)は、中秋の名月を見るため姨捨山に行くのが目的だったとか。姨捨の月は、「田毎の月」として、土佐の高知の桂浜、石山寺の秋の月と並んで日本三名月のようです。
 芭蕉で有名になったせいか、高浜虚子、若山牧水、竹久夢二等数多くの俳人歌人も姨捨山に訪れています。あの芭蕉の気持ちを味わいたいからでしょうか。市誌によれば長野県下で旧更埴市域には最も多くの芭蕉句碑が残されているそうです。
 更級紀行のとき芭蕉45歳、今の自分と一緒、旅にでた気持ちがなんとなくわかるような。
 わたしが芭蕉の俳句で最も好きなのは、「さまざまのこと思い出す桜かな」という無名句。桜の時期になると父が亡くなる直前、家の前の大きな桜をみて「きれいだな、きれいだな」と何回も言っていたのを思い出して・・・。俳句は人に涙を流す力さえあるのかもしれません。
 ちなみに、松尾芭蕉は熱狂的な木曽義仲ファンだったせいもあり、滋賀県大津市にある義仲寺には二人の墓(芭蕉の遺言)が仲良く並んでいます。
俳句のくに・三重県:http://www.pref.mie.jp/BUNKA/HP/haiku/index.htm
参考文献:更埴市誌第二巻

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