社長ブログ

ブログ内検索

2006年04月07日 庭木とヤツデ

20060407-1.jpg

写真は自宅にある「ヤツデ」、葉の形から八ツ手の名前がつけられ、葉の数は奇数が多いそうです。
 ただ、私は花が咲くのをあまり楽しみにしていません。というのは、前住んでいた借家の玄関脇に「ヤツデ」(参考まで約1500円,H=0.5m)があり、花が咲く季節にハチや虫がたくさん群がるため、出入りの際、小さい子供が刺されないよう注意をしてたせいもあります。借家ですから刺されても伐採するわけにいかず。今の自宅にある場所は、出入口や通路から離れているので前ほど気にはなりません。庭木も配置によって印象が違うものです。
 ヤツデの花は、他の植物とは異なり、花の少ない時期に開花する戦略をとっているため、よりハチが集まるのかもしれません。

 前回ブログのつづき、庭に植栽するにあたって注意する樹木は下記文献と図鑑によれば以下のとおり。
 虫をよびやすい樹木:ブッドレア(参考:コスト約2500円H=1m)
 適地:日当たりがよいところを好む
 用途:平面、法面緑地に利用可能。地被類としては背丈が高くなる。
別名「バタフライブッシュ」といわれるように蝶がよく蜜を吸いにくる。

 病気を媒介する樹木:ビャクシン類(参考:コスト・ハイビャクシン約900円(L=0.3)
 適地:土質を選ばず、やせ地でも育つ陰地では育たない。
 用途:地被としてよく用いられる。大面積の地被をはじめ芝生の中の模様取りなどにも適する。
 私自身、2つとも知らない木で勉強になりました。
 ビャクシン類はナシなどの赤星病の媒介となるのでナシの生産地ではなるべく植えないよう自治体で規制しているとのこと。
 びゃくしんとは? 船橋市なし赤星病防止条例では第2条で以下のとおり定義。
「びゃくしん類 かいずかいぶき、びゃくしん(いぶき)、たまいぶき、くろいぶき、たちびゃくしん、みやまびゃくしん(しんぱく)、はいびゃくしん(そなれ)、ねず(ねずみさし)、はいねず(おおしまはいねず、みやまねず)及びスカイロケットをいう。」
 これらのいくつか検証してみたところ、ビャクシンを規制している自治体は確かにいくつもありました。千葉県に多く、違反して植栽したら規定により伐採されてしまうそうです。
 市川市、八千代市、船橋市なし赤星病防止条例等
 八千代市なし赤星病防止条例では以下のとおり規定。
「第6条 市長は,なし赤星病の発生及びまん延を防止するため,なし園の外周から概ね1.5キロメートル以内の区域をびやくしん類の植栽(保有を含む。以下同じ。)を禁止する区域(以下「規制区域」をいう。)として指定することができる。」
 この1.5kmの距離には根拠があるようです。
八千代市なし赤星病防止条例:
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/siyakusyo/soumu/reiki_int/reiki_honbun/g0220236001.html
 長野県駒ヶ根市有墓地条例施行規則の墳墓設置工事等の基準では、墓のまわりにビャクシン類を植栽することを禁止。
 墓にまで植えてはいけないのですから、場所によっては随分と嫌われています。
駒ヶ根市有墓地条例施行規則:http://library.city.komagane.nagano.jp/reiki/honbun/ae71103841.html
 ブッドレアやビャクシンをご覧になりたい方は下記サイトへ、あらゆる種類の木や花が紹介されていてたいへん参考になります。
植物園へようこそ:http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/BotanicalGarden-F.html
参考文献:建築知識2004.11特集設計者・工務店のための「かしこい植栽」デザイン講座
及び付録の必携「植栽」ポケット図鑑、この図鑑(付録)は、コストや用途が記載してあるなど実務的で使いやすく常に手元に置いてます。
追伸
 近々といっても5月頃ですが、「庭木の種類」と題したファイルを不動産あれこれのコーナーにて公開予定。庭木の写真が羅列してあるほか、庭木に関する私の数少ない経験が記載されています。楽しみに?

この記事へのコメント

書き込んでいただいたコメントは、管理者の確認後に公開させていただきますので、ご了承下さい。

お名前
E-MAIL(非公開)
URL
タイトル
コメント
  投稿キー    [キー入力]
 
迷惑書き込み防止のために投稿キーを設定しています。
投稿キーはshuoです。上記の「投稿キー」にご記入下さい。